第52回有馬記念
2007 / 12 / 31 ( Mon )
マツリダゴッホが大波乱を演じる
第52回有馬記念は、馬連22,190円、馬単69,020円、3連単800,880円という大波乱の決着となった。 その大波乱の第52回有馬記念の主役を演じたのは、9番人気のマツリダゴッホ(蛯名)である。 マツリダゴッホは、確かに中山コースでG2を2勝しているように、得意の中山コースならばG1で通用してもおかしくはないが、前走の天皇賞秋で15着と惨敗していることから、一線級相手の第52回有馬記念では得意の中山コースであろうとも掲示板が精一杯と判断して、無印評価としてしまった。 レースでは、マツリダゴッホは、好スタートを切ると、インの3番手を進んだ。 そして、マツリダゴッホは、4コーナーで早めに先頭のチョウサン(横山典)に並びかけると、ダイワスカーレットの追撃を凌ぎ切って先頭でゴールした。 マツリダゴッホの第52回有馬記念の勝利は、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れをインの3番手から追走するという絶好の展開が味方したものであり、内容的な価値はG1勝ちに値するものではない。 よって、マツリダゴッホが、第52回有馬記念の勝利によって 今後のG1でも人気になるようであれば、押さえ以下の評価にとどめるべきと 競馬理論では判断している。 第52回有馬記念の2着には、3歳牝馬のダイワスカーレット(安藤勝)が粘り込んだ。 ダイワスカーレットは、いつものように好スタートを切ると、チョウサンにハナを譲り、2番手からレースを進めた。 そして、ダイワスカーレットは、4コーナーでマツリダゴッホと共に先頭に並びかけたが、コース取りの差で離されてしまい、直線で脚を伸ばしたが差を詰めることができず、2着に敗れてしまった。 ダイワスカーレットとマツリダゴッホとの差は、微妙なコース取りの差だけであり、内容的には互角である。 よって、次走以降において、ダイワスカーレットが、マツリダゴッホに先着する可能性は低くはない。 ただし、ダイワスカーレットの第52回有馬記念の2着も、マツリダゴッホと同様に、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れを2番手から追走するという展開に恵まれたものである。 そのため、現役最強牝馬との称号をダイワスカーレットに与えてしまうのは早計である気がする。 来年以降も、ダイワスカーレットとウオッカとの女王対決に注目していきたい。 第52回有馬記念の3着には、ダイワメジャー(デムーロ)が入った。 ダイワメジャーは、他馬が外を回ってガラリと開いたインを突いて3コーナー辺りから追い上げて、3着を確保した。 ダイワメジャーの第52回有馬記念の3着は、無駄な距離を走らせないデムーロ騎手の好騎乗によるものであるが、不向きな2500mの距離を克服してのものであり、引退が惜しまれる。 ダイワメジャーの成し遂げられなかったグランプリ制覇の夢は、妹のダイワスカーレットに引き継がれる。 1番人気のメイショウサムソン(武豊)は8着、2番人気のポップロック(ペリエ)は5着、3番人気のウオッカ(四位)は11着と、人気馬はいずれも見せ場すら作れずに敗れてしまった。 競馬理論は、小回りの中山コースで行われる有馬記念ではある程度の位置を取れないと競馬にならないと判断していた。 そのため、ポップロック及びウオッカが崩れることはあったとしても、1枠を引いたメイショウサムソンが大崩れするとは思っていなかった。 しかしながら、メイショウサムソンは、武豊騎手がスタート後に気合をつけたにもかかわらず、いつもの行き脚が見られず、後方からの競馬となってしまった。 競馬にタラレバは禁物であるが、メイショウサムソンが、マツリダゴッホの位置を追走できていれば、第52回有馬記念でも勝利を収めていた可能性が高い。 武豊騎手のレース後のコメントにもあったが、競馬理論も、競馬の難しさを改めて実感した。 メイショウサムソン、ポップロック及びウオッカの3頭は、馬場状態、展開や枠順などといずれも第52回有馬記念の敗因がはっきりしており、第52回有馬記念の敗戦だけで評価を下げるべきではない。 よって、競馬理論は、この3頭の次走以降の巻き返しに期待している。 以上のように、第52回有馬記念は、人気馬総崩れの大波乱の決着となった。 第52回有馬記念は来年のG1戦線に直結する結果とはいえないが、これも競馬の一つの結果として受け止めなければならない。 競馬理論は、このようなレースでも的中に近づけるように、来年も更なる分析をしていきたいと考えている。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第2回阪神カップ
2007 / 12 / 20 ( Thu )
第2回阪神カップは、スズカフェニックス(武豊)が力の違いを見せつけて快勝した。
競馬理論は、スズカフェニックスの能力にはレース前から高い評価を与えていたが、先行馬不在によるスローペースの展開を危惧して、スズカフェニックスの評価を落としてしまった。 レースでは、スズカフェニックスは、平均より少し遅い流れを、中段よりやや後方となる11番手の外からレースを進めた。 そして、スズカフェニックスは、直線に向くと大外に持ち出され、上がり34秒1の切れ味を発揮して快勝した。 スズカフェニックスの第2回阪神カップの勝利は、スローペースの展開を大外を回って差し切ったものであり、着差以上の強さを見せつけた。 よって、スズカフェニックスが来年こそ悲願のマイルG1制覇を果たす可能性は高いと競馬理論では判断している。 ただし、スズカフェニックスは、後方から競馬を進める人気馬なので、イン有利な馬場や先行馬不在のメンバー構成の場合には、過信は禁物である。 第2回阪神カップの2着には、競馬理論の穴馬ジョリーダンス(秋山)が飛び込んだ。 競馬理論は、特集記事でも述べたように、ジョリーダンスの安田記念の内容が抜群だったことから、ジョリーダンスを穴馬として取り上げた。 レースでは、ジョリーダンスは、スズカフェニックスよりも少し前となる8〜9番手の馬群の中を進み、直線では馬群を割って2着に追い込んだ。 ジョリーダンスの第2回阪神カップの2着は、展開に恵まれたものでもなく、安田記念3着の実力馬が復調なったと判断していいだろう。 ただし、第2回阪神カップの2着と安田記念3着の内容とを比較すると、ジョリーダンスが完全復調なったと判断するにはまだ物足りない内容である。 よって、ジョリーダンスが、次走以降で完全復調して更に上昇すれば、スズカフェニックスと互角の競馬をすることも可能であろう。 競馬理論は、徐々に復調気配が窺えるジョリーダンスに、次走以降においても高い評価を与える予定である。 第2回阪神カップの3着には、2連勝中の上がり馬ブルーメンブラッド(ルメール)が追い込んだ。 ブルーメンブラッドは、後方集団の外からレースを進め、直線を向いても抜群の手応えであったが、直線で前が開かずに仕掛けが遅れてしまい3着に敗れてしまった。 競馬にタラレバは禁物だが、直線での不利がなければ、ブルーメンブラッドが、スズカフェニックスに迫る競馬をしていた可能性が高い。 つまり、ブルーメンブラッドの第2回阪神カップの3着は、名手ルメール騎手の腕を加味しても、内容的には勝ったスズカフェニックスと互角又はそれ以上である。 よって、夏を越えて大きく成長したブルーメンブラッドに対し、今後の重賞戦線で高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。 以上のように、第2回阪神カップでは、上位三頭(スズカフェニックス、ジョリーダンス及びブルーメンブラッド)のいずれもが非常に価値のある内容で好走した。 よって、この三頭が来年のマイル及びスプリント戦線で主役候補となる可能性は高い。 競馬理論のファンの方も、第2回阪神カップの上位三頭に、今後のレースでも大いに注目して欲しい。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第59回朝日杯フューチュリティステークス
2007 / 12 / 14 ( Fri )
戦前から大混戦が予想されていた第59回朝日杯フューチュリティステークスでは、1勝馬のゴスホークケン(勝浦)が逃げ切りで勝利を収めた。
この結果は、極端にイン有利が有利な中山芝コースの馬場状態と、スタート後すぐにコーナーを迎える中山1600mのコース形態による影響が大きい。 競馬理論は、第59回朝日杯フューチュリティステークスの展望の記事でも述べたように、中山1600mは、内枠と先行馬が有利なコース形態なので、枠順が非常に重要になると考えていた。 しかしながら、土曜日の芝コースの競馬では、外も伸びていたため、競馬理論は、枠順よりも、出走馬の実力を重視して、第59回朝日杯フューチュリティステークスを予想してしまった。 ところが、日曜日の朝に芝コースの内側にローラをかけたのではないかと思われるくらい、日曜日の芝コースは、土曜日とは一変して、インが有利になっていた。 このことは、日曜日の後半の芝のレース(6R、8R、11R及び12R)で、逃げた馬がすべて連対を果たしていることからも分かる。 つまり、第59回朝日杯フューチュリティステークスは、道中でラチ沿いを走らなければ好走することができなかったのである。 このことを頭に入れて、第59回朝日杯フューチュリティステークスのレース結果を分析していきたい。 競馬理論は、前走の東京スポーツ杯2歳ステークスの内容から、ゴスホークケンよりも、スズジュピター(柴田善)を重視して予想すべきと判断していた。 しかしながら、ゴスホークケンが、中山1600mで最も有利な1枠を引いたので、スズジュピターを逆転する可能性もあると考え、ゴスホークケンの評価を少し上げた。 レースでは、ゴスホークケンは、好スタートを切ると、そのままレースの主導権を握った。 そして、ゴスホークケンは、直線で3着のキャプテントゥーレ(川田)に並ばれると、豪快に突き放し、2着のレッツゴーキリシマ(幸)に2馬身半もの差をつける快勝劇を演じた。 ゴスホークケンの第59回朝日杯フューチュリティステークスの勝利は、素質の高さによるものでもあるが、それ以上にイン有利の馬場状態とマイペースの逃げを打てた展開によるものである。 よって、競馬理論は、ゴスホークケンと他馬との間に着差ほどの実力差があるとは思っていない。 つまり、ゴスホークケンは、2歳チャンピオンとして来年のクラシック戦線の中心となっていくだろうが、第59回朝日杯フューチュリティステークスの快勝だけで過大評価することは禁物である。 競馬理論でも、人気と実力のバランスを相対的に分析して、今後のレースにおけるゴスホークケンの評価を決定しようと考えている。 第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着には、10番人気のレッツゴーキリシマ(幸)が入った。 レッツゴーキリシマは、逃げたゴスホークケンの直後となる4〜5番手のインからレースを進め、直線でも最内を付いて、2着を確保した。 レッツゴーキリシマの第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着は、ゴスホークケン以上にイン有利の馬場を生かしたものであり、内容的な価値は低い。 よって、ゴスホークケンが、第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着によって次走以降で人気になるようであれば、競馬理論は、ゴスホークケンの評価を下げて予想すべきと判断している。 第59回朝日杯フューチュリティステークスの3着には、キャプテントゥーレ(川田)が粘り込んだ。 キャプテントゥーレは、3番手の外から競馬を進め、直線で一旦はゴスホークケンに並びかけたが突き放されてしまい、3着に敗れてしまった。 キャプテントゥーレの第59回朝日杯フューチュリティステークスの3着は、外を回って早めに先頭に立つ競馬でのものであり、内容的には2着のレッツゴーキリシマを大きく上回る。 よって、競馬理論は、次走以降において、レッツゴーキリシマよりも、キャプテントゥーレに高い評価を与えるべきと判断している 。 但し、第59回朝日杯フューチュリティステークスは前残りの競馬であったことも確かなので、キャプテントゥーレが次走以降において過剰に人気になるようであれば、押さえ程度の評価にとどめるべきである。 一方、2番人気のスズジュピターは5着、1番人気のアポロドルチェは11着に敗れてしまった。 スズジュピター及びアポロドルチェは、追い込みが不利な馬場状態及び展開に差し脚を殺されてしまった。 よって、スズジュピター及びアポロドルチェの第59回朝日杯フューチュリティステークスにおける敗戦は度外視できる。 そこで、スズジュピター及びアポロドルチェの次走以降の巻き返しに期待したい。 以上のように、第59回朝日杯フューチュリティステークスは、馬単1万3千円台の波乱の決着となった。 この波乱の決着の大きな原因となったのは、イン有利の馬場状態及び前残りの展開である。 競馬理論のファンの方は、レース展開及び馬場状態が競馬の結果にいかに大きな影響を与えるかが分かっていただけたと思う。 競馬理論は、今後もレース展開及び馬場状態を考慮して、予想していこうと考えている。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第59回阪神ジュベナイルフィリーズ
2007 / 12 / 05 ( Wed )
第59回阪神ジュベナイルフィリーズは、トールポピー(池添)及びレーヴダムール(藤岡)の一勝馬同士で決着した。
競馬理論は、第59回阪神ジュベナイルフィリーズの特集記事でも述べたように、トールポピーの能力を高く評価していた。 しかしながら、阪神競馬1日目の芝のレースで先行馬が残るレースが続いていたため、馬場状態を考慮し、競馬理論は、トールポピーを連下候補にとどめてしまった。 レースでは、トールポピーは、中段よりやや後方の外からレースを進め、直線でも馬場の外目から抜群の伸び脚を見せて、先頭でゴールした。 トールポピーは、黄菊賞において、牡馬の一線級相手に互角の競馬をしており、牝馬同士のG1の阪神ジュベナイルフィリーズならばこの程度走って当然である。 また、トールポピーは、フサイチホウオーの妹と血統的に成長力もあるので、来年のクラシックが楽しみである。 よって、競馬理論は、トールポピーに来年のクラシック戦線においても高い評価を与える予定である。 第59回阪神ジュベナイルフィリーズの2着には、レーヴダムール(藤岡)が追い込んだ。 レーヴダムールは、スタートで隣の馬にぶつけられる不利を受けて、後方からの競馬となってしまった。 そして、レーヴダムールは、直線で大外に持ち出されると、まとめて差し切るかの勢いで伸びてきたが、トールポピーに内から差し返されてしまい、2着に敗れてしまった。 レーヴダムールの阪神ジュベナイルフィリーズの2着は、ハイペースで追い込み有利の展開に恵まれたことも確かだが、スタート後の不利を克服してのものであり、内容的には勝ち馬を上回る。 このような内容をキャリア1戦で披露したレーヴダムールは、かなりの素質を秘めていることは間違いなく、来年のクラシックで中心となる可能性が高い。 よって、競馬理論は、レーヴダムールに、トールポピーと同様又はそれ以上の評価を現時点では与えている。 2番人気のエイムアットビップ(福永祐一)は3着であった。 エイムアットビップは、逃げて2着に粘った前走のファンタジーステークスとは一変して、中段からレースを進めた。 そして、エイムアットビップは、直線で馬群がバラけると、一旦は先頭に立ったが、ゴール前でトールポピー及びレーヴダムールに差されてしまい、3着となった。 エイムアットビップは、阪神ジュベナイルフィリーズで3着に敗れてしまったものの、抑える競馬をマスターした点を考えると、今後の競馬につながる内容であった。 よって、自在性を身につけたエイムアットビップが、スピードを生かして、来年の短距離戦線で活躍する可能性は高いと競馬理論では判断している。 1番人気のオディールは、4着に敗れてしまった。 オディールは、先行集団から競馬を進め、4コーナーで早めに先頭に立ったが、ラスト1ハロンで脚が上がってしまい、4着に敗れてしまった。 オディールの阪神ジュベナイルフィリーズの4着は、ハイペースを早めに先頭に立つ横綱競馬によるものであり、悲観すべき内容ではない。 よって、今回の阪神ジュベナイルフィリーズの敗戦だけで、オディールの評価を下げるべきではない。 つまり、オディールは、先行する器用な脚を持つので、ペースが落ち着く競馬になれば、今回の上位3頭を逆転してもおかしくない。 そこで、オディールに対する来年の桜花賞候補の一頭としての評価は変えるべきではないと競馬理論では判断している。 特に、先行馬が少ないレースでは、先行する器用な脚を持つオディール及びエイムアットビップに高い評価を与えるべきである。 以上のように、第59回阪神ジュベナイルフィリーズでは、トールポピー及びレーヴダムールといった新星が誕生した。 この新星2頭に、人気で敗れたオディール及びエイムアットビップを加えた4頭が、現時点における、来年の桜花賞の有力候補である。 ただし、第59回阪神ジュベナイルフィリーズの時計の1分33秒8は、同日の古馬500万下の1分33秒4を下回っており、去年のウオッカほどのレース内容ではない。 よって、第59回阪神ジュベナイルフィリーズと別の路線から、クラシックの有力候補が浮上してくる可能性も低くはないことを競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第24回マイルチャンピオンシップ
2007 / 12 / 01 ( Sat )
第24回マイルチャンピオンシップは、ダイワメジャー(安藤勝)の連覇で幕を閉じた。
競馬理論は、去年の秋ほどの勢いがないダイワメジャーの評価を最後まで非常に悩んだ。 しかしながら、出走メンバーに目立った先行馬がいなかったことから、ダイワメジャーが楽に2番手を追走できると判断し、競馬理論は、ダイワメジャーを、第24回マイルチャンピオンシップの自信の本命に予想した。 レースでは、ダイワメジャーは、抜群のスタートを切ると、ローエングリン(武幸四郎)及びフサイチリシャール(ペリエ)にハナを譲って、3番手からレースを進めた。 そして、ダイワメジャーは、4コーナーで早めに先頭に立つと、外からスーパーホーネット(藤岡)に一旦並びかけられたが、馬体を併せられると逆に突き放し、スーパーホーネットにクビ差をつけて勝利を収めた。 ダイワメジャーの第24回マイルチャンピオンシップの勝利は、先行馬不在のスローペースの展開に恵まれたことによるものでもあるが、ゴール前で差し返した脚を見る限り着差以上の余裕が感じられる。 よって、ダイワメジャーは、多少の衰えがあっても、マイル戦であれば現役最強馬といって問題ないだろう。 次走の有馬記念では、ダイワメジャーが通用する可能性は低いが、今後もマイル程度の距離に出走してくるようであれば常に中心視しなければならないと競馬理論では判断している。 第24回マイルチャンピオンシップの2着には、上がり馬スーパーホーネット(藤岡)が入った。 スーパーホーネットは、先行集団の直後の馬群からレースを進め、4コーナーではスムーズに外に持ち出されると、ダイワメジャーを捕えるかの差し脚を披露したが、ダイワメジャーに差し返されてしまい2着に敗れてしまった。 スーパーホーネットの第24回マイルチャンピオンシップの2着は、内容的にも抜群であり、2連勝が勢いでないことを示した。 よって、充実著しいスーパーホーネットが、ダイワメジャーが引退した後のマイル戦線の中心となってもおかしくはないと競馬理論では判断している。 競馬理論のファンの方も、スーパーホーネットの今後のレースには大いに注目して欲しい。 春のスプリント王スズカフェニックス(武豊)は3着、天皇賞2着馬のアグネスアーク(藤田信二)は4着、天皇賞3着馬のカンパニー(福永祐一)は5着に敗れてしまった。 スズカフェニックス、アグネスアーク及びカンパニーの敗戦は、スローペースの展開で脚を余しただけであり、力負けではない。 よって、ハイペースの展開にさえなれば、スズカフェニックス、アグネスアーク及びカンパニーが、上位2頭のダイワメジャー及びスーパーホーネットを逆転してもおかしくはない。 競馬理論は、スズカフェニックス、アグネスアーク及びカンパニーにも、スーパーホーネットと同等又はそれ以上の評価を与える予定である。 つまり、これらの馬の順位付けは、体調、展開、枠順及び馬場状態などを総合的に勘案して判断する必要がある。 以上のように、第24回マイルチャンピオンシップでは、ダイワメジャーがマイル王の底力を見せつけた。 ダイワメジャーは、ニホンピロウィナー及びタイキシャトルに続く、マイルG1を3連覇という快挙を達成し、名馬の仲間入りを果たした。 また、第24回マイルチャンピオンシップで上位に入線した馬は、いずれも能力が高く、今後のマイル戦線で中心になっていく可能性が高い。 競馬理論のファンの方は、大混戦が予想される今後のマイル路線の予想をお楽しみに。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
有馬記念
2007 / 12 / 01 ( Sat )
マツリダゴッホが大波乱を演じる
第52回有馬記念は、馬連22,190円、馬単69,020円、3連単800,880円という大波乱の決着となった。 その大波乱の第52回有馬記念の主役を演じたのは、9番人気のマツリダゴッホ(蛯名)である。 マツリダゴッホは、確かに中山コースでG2を2勝しているように、得意の中山コースならばG1で通用してもおかしくはないが、前走の天皇賞秋で15着と惨敗していることから、一線級相手の第52回有馬記念では得意の中山コースであろうとも掲示板が精一杯と判断して、無印評価としてしまった。 レースでは、マツリダゴッホは、好スタートを切ると、インの3番手を進んだ。 そして、マツリダゴッホは、4コーナーで早めに先頭のチョウサン(横山典)に並びかけると、ダイワスカーレットの追撃を凌ぎ切って先頭でゴールした。 マツリダゴッホの第52回有馬記念の勝利は、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れをインの3番手から追走するという絶好の展開が味方したものであり、内容的な価値はG1勝ちに値するものではない。 よって、マツリダゴッホが、第52回有馬記念の勝利によって 今後のG1でも人気になるようであれば、押さえ以下の評価にとどめるべきと 競馬理論では判断している。 第52回有馬記念の2着には、3歳牝馬のダイワスカーレット(安藤勝)が粘り込んだ。 ダイワスカーレットは、いつものように好スタートを切ると、チョウサンにハナを譲り、2番手からレースを進めた。 そして、ダイワスカーレットは、4コーナーでマツリダゴッホと共に先頭に並びかけたが、コース取りの差で離されてしまい、直線で脚を伸ばしたが差を詰めることができず、2着に敗れてしまった。 ダイワスカーレットとマツリダゴッホとの差は、微妙なコース取りの差だけであり、内容的には互角である。 よって、次走以降において、ダイワスカーレットが、マツリダゴッホに先着する可能性は低くはない。 ただし、ダイワスカーレットの第52回有馬記念の2着も、マツリダゴッホと同様に、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れを2番手から追走するという展開に恵まれたものである。 そのため、現役最強牝馬との称号をダイワスカーレットに与えてしまうのは早計である気がする。 来年以降も、ダイワスカーレットとウオッカとの女王対決に注目していきたい。 第52回有馬記念の3着には、ダイワメジャー(デムーロ)が入った。 ダイワメジャーは、他馬が外を回ってガラリと開いたインを突いて3コーナー辺りから追い上げて、3着を確保した。 ダイワメジャーの第52回有馬記念の3着は、無駄な距離を走らせないデムーロ騎手の好騎乗によるものであるが、不向きな2500mの距離を克服してのものであり、引退が惜しまれる。 ダイワメジャーの成し遂げられなかったグランプリ制覇の夢は、妹のダイワスカーレットに引き継がれる。 1番人気のメイショウサムソン(武豊)は8着、2番人気のポップロック(ペリエ)は5着、3番人気のウオッカ(四位)は11着と、人気馬はいずれも見せ場すら作れずに敗れてしまった。 競馬理論は、小回りの中山コースで行われる有馬記念ではある程度の位置を取れないと競馬にならないと判断していた。 そのため、ポップロック及びウオッカが崩れることはあったとしても、1枠を引いたメイショウサムソンが大崩れするとは思っていなかった。 しかしながら、メイショウサムソンは、武豊騎手がスタート後に気合をつけたにもかかわらず、いつもの行き脚が見られず、後方からの競馬となってしまった。 競馬にタラレバは禁物であるが、メイショウサムソンが、マツリダゴッホの位置を追走できていれば、第52回有馬記念でも勝利を収めていた可能性が高い。 武豊騎手のレース後のコメントにもあったが、競馬理論も、競馬の難しさを改めて実感した。 メイショウサムソン、ポップロック及びウオッカの3頭は、馬場状態、展開や枠順などといずれも第52回有馬記念の敗因がはっきりしており、第52回有馬記念の敗戦だけで評価を下げるべきではない。 よって、競馬理論は、この3頭の次走以降の巻き返しに期待している。 以上のように、第52回有馬記念は、人気馬総崩れの大波乱の決着となった。 第52回有馬記念は来年のG1戦線に直結する結果とはいえないが、これも競馬の一つの結果として受け止めなければならない。 競馬理論は、このようなレースでも的中に近づけるように、来年も更なる分析をしていきたいと考えている。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
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