第42回農林水産省賞典小倉記念
2006 / 07 / 30 ( Sun )
今年から始まったサマー2000シリーズの第3戦となる小倉記念は、圧倒的な人気となっていた2頭(メイショウカイドウ(武豊)及びコンゴウリキシオー(岩田))が敗れるという波乱の決着となった。


波乱の小倉記念を制した馬は、競馬理論の本命馬のスウィフトカレント(福永祐一)であった。スウィフトカレントは、休み明けであったが、休み前の対戦メンバーと有利なハンデを考慮すると、小倉記念は負けられない一戦になると競馬理論では判断していた。


特に、スウィフトカレントは、日経新春杯(G2)で、アドマイヤフジと互角以上の戦いをしており、ダービー2着馬のインティライミをも負かしている。


つまり、スウィフトカレントは、一線級と互角の能力を秘めており、休み明けでもローカルのG3ならば圧勝すると競馬理論では考えていた。レースでは、スウィフトカレントは、最後方を進み、4コーナで抜群の手応えであった。


そして、スウィフトカレントは、福永騎手に導かれたインから抜け出し、快勝した。スウィフトカレントの勝利は、福永騎手の好騎乗にも恵まれたようにも見えるが、休み明けだったことを考えると、スウィフトカレントの能力の高さは疑う余地はない。


このまま順調に使っていければ、スウィフトカレントは、今後の重賞でも活躍する可能性が極めて高いと競馬理論では判断している。


2着には、ヴィータローザ(上村)が入った。ヴィータローザは、3コーナあたりから捲って、4コーナでは先頭に並びかけるという横綱競馬で勝ちに行ったが、ゴール前でスウィフトカレントの強襲に遭い、2着に敗れた。


ヴィータローザは、自ら勝ちに行っての2着であり、スウィフトカレントと互角以上のレース内容であったと評価できる。冷静に考えると、ヴィータローザは、今年の中山金杯の勝ち馬であり、この程度走っても驚けない。


但し、ヴィータローザは、いつ走るか分からないタイプなので、馬券的な取捨選択の評価は非常に難しい馬である。よって、競馬理論は、ヴィータローザを連下候補の一頭として今後はマークするつもりである。3着は、ニホンピロキース(赤木)である。


ニホンピロキースは、軽ハンデとハイペースの展開に助けられて、3着に追い込んだ。つまり、ニホンピロキースのレース内容は、高い評価に値しない。


しかし、ニホンピロキースは、自己条件戦であれば、今後も上位争いを続けていく可能性が高いと競馬理論では判断している。


人気馬のメイショウカイドウ(武豊)及びコンゴウリキシオー(岩田)は、ハンデが応えて敗れた。メイショウカイドウの59.5キロは、近年の競馬ではかなり重い斥量であり、実力を発揮できなくて当然といえる。


そこで、競馬理論では、人気になりすぎのメイショウカイドウを、抑え評価にとどめた。


また、コンゴウリキシオーは、逃げ馬の宿命で、人気になるとマークがきつくなる。競馬理論は、小回りの小倉では特にマークがきつくなることが予想し、コンゴウリキシオーも押さえ評価にとどめた。


実際にレースで敗れはしたがこの2頭の実力は疑う余地がないので、今後も条件次第では重賞で上位争いするはずである。第42回小倉記念は、ハンデ戦の難しさを象徴するレースとなった。


競馬理論は、小倉記念でスウィフトカレントを本命に予想したように、今後もこのような難しいレースでも穴馬券を的中させていきたいと考えている。


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第42回農林水産省賞典函館記念
2006 / 07 / 23 ( Sun )
混戦が予想された第42回函館記念は、終わってみると、1から3番人気での順当な決着となった。競馬理論では、今週は函館記念を振り返る。


まず、第42回函館記念の最大のポイントは、勝ち時計の2分5秒1からも分かるように、前日の馬場よりお2〜3秒程度時計を要する非常に重い馬場状態で行われたことである。競馬理論は、ここまでの馬場悪化を想定できず、切れ味勝負のマチカネメニモミヨ(藤田信二)を本命にしてしまった。


マチカネメニモミヨは、この馬場では、能力を発揮できずに、見せ場もなく敗れてし まった。しかし、敗因はハッキリしているので、マチカネメニモミヨの次走以降の巻き返 しに期待したい。


そのような馬場状態で行われた函館記念であるが、去年に続き、エリモハリアー(安藤克己)が勝利を収めた。エリモハリアーは、去年は六番人気であったが、今年は堂々の一番人気に応えての勝利となった。


エリモハリアーは、ストーミーカフェ(武幸四郎)のハイペースの逃げを追いかけずに、中段よりやや後ろの位置を進み、4コーナでは徐々に先段に進出した。


そして、安藤騎手が仕掛けると、エリモハリアーは、狭いところを抜け出し、粘るエアシェイディ(後藤浩樹)を捉えて、1馬身差で快勝した。エリモハリアーは、展開に恵まれた感が否めなかった去年の内容よりも、非常にい い内容で函館記念を制した。


よって、エリモハリアーは、6歳馬ではあるが、確実に力を つけてきている。競馬理論では、エリモハリアーが次走の札幌記念(G2)でも上位争い必死と判断している。すると、エリモハリアーが、サマー2000シリーズの初代チャン ピオンとなる可能性まであると競馬理論では判断している。


2着はエアシェイディが先行して粘り込んだ。エアシェイディは、ハイペースの展開の中で3番手を進み粘りこみを見せたが、エリモハリアーの差し脚に屈して2着に敗れた。


しかし、競馬理論は、エアシェイディのレース内容を、エリモハリアーのレース内容と互角以上であると判断している。なぜなら、エアシェイディは、ハイペースの中で自ら勝ちに行ったのに対し、エリモハリアーは後方で待機していた。


また、エアシェイディは、重賞未勝利にもかかわらず、57キロのハンデを背負っていた。更に、エアシェイディは、不得意な道悪競馬にもかかわらず2着を確保した。


このような事から、エアシェイディは、敗れはしたが、函館記念で能力の高さを示した。エアシェイディは、まだ底を見せておらず、今後も順調に競馬を使えるようであれば、重賞戦線で楽しみな存在になると競馬理論では判断し ている。


3着には、上がり馬のマヤノライジン(池添)が差し込んだ。マヤノライジンは、3コーナから外を回って徐々に進出し、ゴール前までいい脚を使った。


マヤノライジ ンは、終始外を回っており、力をつけていることを証明した。マヤノライジンは今後も成長を続ければ、重賞でも上位争いの常連となるであろう。


4着には、アスクジュビリー(横山典)が追い込んだ。アスクジュビリーは、横山騎手の決め打ち乗りで最後方から競馬を進めた。ハイペースのレースとなったので横山騎手の好判断が功を奏して、4着に追 い込んだ。


競馬理論は、アスクジュビリーの4着を展開に恵まれてのものと判断している。よって、アスクジュビリーは、重賞戦線では能力的に厳しいと言わざるを得ない。


函館記念では、人気馬の2頭(エリモハリアー及びエアシェイディ)が、実力どおりの競馬を見せた。この2頭は、今後の重賞戦線でも注目すべき存在になりそうと競馬理論では 判断している。


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第55回ラジオNIKKEI賞
2006 / 07 / 02 ( Sun )
ラジオNIKKEI賞は、去年までラジオたんぱ賞として行われていたレースである。このレースの名前をみて、ラジオたんぱが、ラジオNIKKEIに変更されたことを初めて気が付いた。

でも、ラジオNIKKEIの競馬中継って何か違和感があるなあと思いながら、このレースを予想していた。そんな中で、競馬理論は、タマモサポート(津村)を本命とした。


タマモサポートは、クラシックのステップレースで最もレベルの高かったスプリングステークスで4着で、このメンバーではあれば能力が抜けている。


スプリングステークスは、1着がメイショウサムソン(2冠馬)、2着がドリームパスポート(皐月賞2着、ダービー3着)、3着がフサイチリシャール(G1朝日杯FS1着)でありタマモサポートの4着は非常に価値がある。


タマモサポートの青菜賞は、折り合いに難があるので距離と、終始外を回らされたことが影響したことによる敗戦であり、度外視できる。


更に、折り合いに難があるタマモサポートは、スローペースになりにくい福島コースなら能力を発揮できる可能性が高いと競馬理論は判断し、自信を持って本命に予想した。


レースでは、タマモサポートは、好スタートから先行して、4コーナでは早くも先頭に並びかける横綱競馬で勝利を収めた。タマモサポートは、このメンバーでは能力が違うという勝ちっぷりをみせた。


タマモサポートは、G1となると高い壁があるが、G3程度のメンバーであれば今後も好走する可能性があると競馬理論では判断している。2着には、ソングオブウインド(田中勝春)が追い込んだ。


ソングオブウインドは、福島コースでは絶望的な後方12番手を進み、直線では大外から2着に追い込んだ。ソングオブウインドは、タマモサポートに敗れたとはいえ、不利な展開で2着を確保したことは立派である。


ソングオブウインドは、芝コースに限れば底を見せておらず、今度の成長次第では楽しみな馬である。競馬理論は、ソングオブウインドの今後のレースに注目していきたいと思う。


3着には、牝馬のステラマドレード(村田)が飛び込んだ。ステラマドレードは、殆どの出走馬が外を回る中、コースロスのないラチ沿いを進み、直線でもインを突いて3着を確保した。ステラマドレードは、展開と重馬場に助けられての好走であり、レース内容的には評価に値しない。


但し、ステラマドレードが重馬場得意であることは疑いようのない事実であるので、頭の片隅に覚えておいても損はないと思う。一番人気のトウショウシロッコ(中舘)は、4着に敗れた。


トウショウシロッコは、56キロの斥量と外枠が災いして、終始後方の外を回らされてしまい、4着に敗れた。トウショウシロッコにとっては、不利な条件が重なったレースとなってしまったので、今回は度外視できる。


よって、トウショウシロッコは次走以降で巻き返す可能性が高いと競馬理論では判断している。以上のように、ラジオNIKKEI賞は、小回りの福島競馬特有の事情が影響した結果となった。


競馬理論は、各馬の能力分析だけでなく、様々な要素を加味して予想するので、タマモサポートを本命に予想することができた。今後も、ローカル競馬特有の要素をきちんと加味して予想し、競馬理論のファンの皆様に提供していきたいと考えている。


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