第73回日本ダービー(東京優駿)
2006 / 05 / 28 ( Sun )
混戦が予想されていたダービーであるが、結果的には、皐月賞馬メイショウサムソン(石橋守)が一番人気に応えて快勝した。競馬理論は、第73回ダービーをほぼ完璧な予想で的中させた。


皆様から、多数のお礼の電話・メールを頂き本当に感謝しています。本当にありがとうございました。競馬理論は、最終的にはメイショウサムソンを本命にしたが、金曜日までの段階ではマルカシェンク(福永祐一)を本命にする予定であった。


また、人気のアドマイヤムーン(武豊)及びフサイチジャンク(岩田)にも高い評価を与えるつもりであった。しかし、土曜日のレースを分析すると、外を回った馬がことごとく凡走していた。


そこで、競馬理論は、急遽、メイショウサムソンを本命に予想し、マルカシェンク等の追い込み馬の評価を下げた。更に、逃げ馬が止まらない馬場状態を考慮して、連下候補の一頭に過ぎないと判断していたアドマイヤメインの評価を上昇させた。


このような紆余曲折があって、競馬理論は、ダービーを本線で的中させることができた。競馬は、各馬の能力を比較できるだけでは的中できず、すべての要素を分析してこそ的中に近づくことができるのである。


特に、雨が降った東京競馬場では、各馬の能力よりも、コース取りが最も重要になることを忘れないで欲しい。それでは、第73回ダービーのレース内容を振り返る。メイショウサムソンが、去年のディープインパクトに続く二冠馬となった。


メイショウサムソンは、スタートを切ると、好位の5番手を確保した。レースが思ったよりもスローに流れたことによって、2コーナーまではメイショウサムソンが折り合いを欠くそぶりをみせたが、前に壁を作ったことによってすぐに落ち着いた。


そして、淡々とレースが流れ、メイショウサムソンは、3コーナーあたりから外に持ち出し、手応え抜群のまま直線に向かった。

メイショウサムソンは、逃げたアドマイヤメインを残り200mで捕らえて、ダービー馬の栄冠を獲得した。メイショウサムソンは、非常に競馬が上手な馬であり、スローペース症候群といわれている現在の競馬には非常に適している。


メイショウサムソンは、スタミナにも不安がないので、秋の菊花賞で3冠制覇も夢ではないと競馬理論は判断している。2着にはアドマイヤメイン(柴田善)が粘り込んだ。アドマイヤメインは、2番手が競りかけてくることもない楽なペースで逃げたが、メイショウサムソンに差されて2着に敗れた。


アドマイヤメインは、雨が降ったイン有利の東京の馬場に助けられた点は否めないが、2400mを逃げ粘った点は立派である。ダービーを見ると、アドマイヤメインは、現時点では、メイショウサムソンと着差以上の力差があることは否めない。


しかし、アドマイヤメインは、血統的に成長が見込めるので、成長力次第では秋の菊花賞でも好勝負できるハズである。


また、アドマイヤメインは、逃げる競馬を繰り返していれば、展開に恵まれてG1を制する日が来る可能性が高いと競馬理論では考えている。3着には、皐月賞2着馬のドリームパスポート(四位)が外から唯一差してきた。


ドリームパスポートは、外枠ということもあり、終始外を回らされてしまった。雨が降った東京競馬場の芝コースでは、ドリームパスポートのようなコース取りをした殆どの馬がまったく競馬にならなっていない。


それにも関わらず、ドリームパスポートは、豪快な伸び脚を見せて3着に追い込んだ。ドリームパスポートのダービーの内容は、勝ったメイショウサムソン以上であると、競馬理論は判断している。


このことから、ドリームパスポートが今後のG1路線で上位を賑わす可能性が極めて高いと競馬理論では判断している。4着には、マルカシェンク(福永祐一)がインから追い込んだ。


マルカシェンクは、直線で前が詰まる不利がなければ、もう少し差のない競馬をできたはずである。しかし、マルカシェンクは、終始インを走らせた福永騎手の好騎乗に恵まれた結果と判断することもできる。


よって、マルカシェンクにとっては、休み明け3戦目になる次走が試金石の一戦になると競馬理論では判断している。人気のアドマイヤムーン及びフサイチジャンクは、外を回ったことによって、能力を発揮できなかった。


この2頭の能力の高さは疑う余地がないので、次走以降の建て直しに期待したい。ダービーの結果から、展開と馬場状態がいかに重要であるかが競馬理論のファンの皆様にも分かっていただけたと思う。


競馬理論は、今後も、正しい競馬の見方をファンの皆様に提供できればと考えている。



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01:10:49 | 日本ダービー(東京優駿) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第67回オークス
2006 / 05 / 21 ( Sun )
第67回オークスは、戦前から混戦が予想されていた。その中で、カワカミプリンセス(本田)が、4連勝でオークス馬となった。今年のオークスには、ヤマニンファビュル(石橋)の大逃げがレースに大きな影響を及ぼしている。


近年では、殆どの馬が初の2400mということもあり、オークスは、超スローペースになることが多かった。しかし、今年のオークスは、1000m通過が58.1秒というハイペースでレースが進んだ。


その結果、人気となっていたアドマイヤキッス(武豊)及びキストゥヘヴンのような切れ味勝負の馬が敗れてしまい、逆に、カワカミプリンセスのような底力勝負の馬が好走した。


それでは、第67回オークスを振り返る。第67回オークス馬となったのは、カワカミプリンセスである。カワカミプリンセスは、先行集団の直後の6〜7番手の外を進み、直線では早めに抜け出してそのまま押し切って、1着でゴールした。


カワカミプリンセスは、他馬との力の違いを見せつけ、非常に強い内容で勝利を収めた。カワカミプリンセスは、3歳牝馬同士なら敵がいないと競馬理論では判断している。


但し、敗れるとしたら、本田騎手がミスをしたときであろう。本田騎手は、先行集団の外を追走させただけで、今のイン有利の東京競馬場の馬場を考えると、上手に騎乗したとは思えない。


今回のオークスの勝利で、本田騎手は、今後もカワカミプリンセスに横綱競馬をさせるはずである。


これがカワカミプリンセスの死角となりうると競馬理論では判断している。2着には、フサイチパンドラ(福永祐一)が差してきた。


フサイチパンドラは、カワカミプリンセスの直後を進み、直線ではカワカミプリンセスの外に出して追い込んだが、カワカミプリンセスとの差は詰まらなかった。フサイチパンドラは、デビュー2戦目で阪神ジュヴェナイルフィリーズを3着しており、能力の高さは誰もが認めるとこであり、今回の好走にも驚きはない。


よって、フサイチパンドラは、今後の重賞戦線でも好勝負できるはずである。しかし、フサイチパンドラは、気難しいので、いつ好走するかを判断することが非常に難しい。


競馬理論としては、フサイチパンドラの気難しさを考えると、連軸には推し辛いが、人気とのバランスを考えて、フサイチパンドラの取捨を選択しようと考えている。


3着には、2番手を進んだアサヒライジング(柴田善)が粘り込んだ。

アサヒライジングは、逃げたヤマニンファヴィルから離れた2番手を追走し、直線ではあわやの競馬を見せた。レース内容を冷静に振り返ると、ヤマニンファヴィルが離して逃げたことによって、アサヒライジングは、マイペース(1000m60秒程度)で逃げていたのと同じ状態であった。


つまり、アサヒライジングのオークスの好走は、有利な展開に助けられたものとみることもできる。


しかし、アサヒライジングは、牝馬の一線級を相手に2400mの距離を逃げ粘っており、展開に恵まれたとはいえ立派である。競馬理論は、単騎で逃げられるという条件付きながら、今後の牝馬の重賞戦線でもアサヒライジングを重視すべきと判断している。


4着は、一番人気のアドマイヤキッスである。アドマイヤキッスは、中段の外を進んで、直線では2着のフサイチパンドラに並びかけたが、その後逆に突き放されて4着に敗れた。


アドマイヤキッスのオークスは、完敗といった内容であった。しかし、アドマイヤキッスは、血統的にもこれから生長する可能性が高いので、秋には上位を脅かす存在になると競馬理論では判断している。5着は、ニシノフジムスメ(藤田信二)が追い込んだ。


ニシノフジムスメは、スタートの出遅れがすべてといっていい。但し、出遅れて5着に追い込んだ内容は特筆すべきものなので、ニシノフジムスメの次走以降は非常に楽しみである。

第67回オークスでは、カワカミプリンセスが無敗で勝利を収めた。


カワカミプリンセスは、今後無事であれば、歴代の牝馬の名馬に肩を並べる可能性まであり得ると競馬理論では判断している。


今後のカワカミプリンセスのレースには、競馬理論のファンの皆様も注目して欲しい。


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01:12:03 | オークス(優駿牝馬) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第1回ヴィクトリアマイル
2006 / 05 / 14 ( Sun )
第1回ヴィクトリアマイルは、1枠1番のダンスインザムード(北村宏)が勝利を収めた。競馬理論は、本命にダンスインザムードを予想し、穴馬として16番人気のコスモマーベラスを推奨した。


そして、レースでは、残り200mでこの2頭が抜け出す絶好の展開となったが、ゴール前でコスモマーベラスがバテてしまった。結果として、競馬理論は、あと一歩のところで、馬連51700円、馬単という大万馬券を惜しくも逃した。


しかし、競馬理論のファンの皆様からは、非常に内容のある予想であったと、賞賛を沢山頂いた。競馬理論としても、競馬の正しい見方の一端を、ファンの皆様に示せたと思っているが、それでは、レース回顧に戻る。勝ったのは、ダンスインザムードである。


ダンスインザムードは、牡馬の一線級が相手の天皇賞でも、好走の実績があり、牝馬同士ならば力は上である。唯一の不安は気性難による折り合いだけであると考えていたが、1枠を引いたことによって、競馬理論は、ダンスインザムードの勝利を確信していた。



レースでは、ダンスインザムードは、好スタートを切ると、好位の5番手のインを進み、直線で前が開くと、突き抜けて圧勝した。ダンスインザムードは、枠順に恵まれたことも確かであるが、2着馬との1馬身1/4差は、実力差と判断して問題ない。


ダンスインザムードは、気難しさを出さなければ、次走の安田記念でも上位争い可能と競馬理論では判断している。2着には、エアメサイア(武豊)が追い込んだ。


エアメサイアは、大外枠ということもあって、後方からレースを進めた。そして、武豊騎手は、できるだけ外を回らないように競馬を進めたが、18頭立ての18番枠では、エアメサイアは、外を回らざるを得なかった。


エアメサイアは、外を回りながらも、直線で2着に追い込み、実力のあるとこを見せた。競馬でタラレバは禁物だが、武豊騎手がコメントしたように、ダンスインザムードと枠順が逆だったら、成績も逆転していたのでは?という内容であったのは間違いない。


エアメサイアは、牝馬同士では一線級であることを改めて証明した。エアメサイアは、牡馬とのG1では能力が足りない感が否めないが、牝馬同士ならば今後も中心となって活躍していく可能性が高いと競馬理論では判断している。3着には、ディアデラノビア(岩田)が差し込んだ。


ディアデラノビアは、中段の外からレースを進めたが、外を回った分だけ伸びきれずに、直線では外からエアメサイアに交わされての3着に終わった。


ディアデラノビアは、牝馬同士ならば力があるとこを見せたが、エアメサイアには外から差されており完敗と言える内容であった。しかし、ディアデラノビアは、エアメサイアと1馬身半の差しかないので展開次第では逆転まであると競馬理論では判断している。


4着には、競馬理論の穴馬のコスモマーベラスが粘り込んだ。コスモマーベラスは、競馬理論で予想したとおりインの3番手を追走する絶好の展開となった。そして、コスモマーベラスは、直線に向くと先頭に立ったが、ダンスインザムードに早めに交わされて、4着に敗れてしまった。


ダンスインザムードがもう少し可愛がって交わしてくれれば、コスモマーベラスが2着に粘り込んでいた可能性が高い。

これも競馬であるが、競馬理論としては少し残念である。第1回ヴィクトリアマイルは、第1回にふさわしい素晴らしいレースとなった。


その中で、ダンスインザムードが、インから抜け出して快勝した。唯一残念だったのは、一番人気のラインクラフト(福永祐一)が折り合いを欠いてまったく競馬にならなかった点である。


ラインクラフトの能力の高さは、誰もが認めているので、次走以降の復活を競馬理論も期待している。


競馬理論は、今後も、ファンの皆様が儲かって楽しい競馬をできる予想を提供しようと思っている。


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01:13:25 | ヴィクトリアマイル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第11回NHKマイルカップ
2006 / 05 / 07 ( Sun )
11回NHKマイルカップは、人気のマイネルスケルツィ(柴田善)及びフサイチリシャール(福永祐一)の2頭が馬群に沈むという波乱の決着となった。


その中でNHKマイルカップを勝利したのはロジック(武豊)であった。ロジックは、武豊人気もあり3番人気に推されていたが、実際の実力はそれよりも大分落ちると競馬理論は評価していた。


レースでは、ロジックは、後方のインを追走し、直線でも最内を突いてゴール前で粘るファイングレイン(横山典弘)をきっちりと交わして勝利を収めた。


このロジックの勝利は、武豊騎手の勝利といっても過言ではない。前日のブログでも述べたが、雨の日の東京競馬場の芝コースは極端にインが有利になってしまう(東京競馬場の競馬理論参照)。


これは、東京競馬場の馬場改修後から続いている傾向であり、今後も間違いなく続くであろう。

この東京競馬場の馬場を武豊騎手が把握しているのかどうかは定かでないが、武豊騎手は、雨の東京競馬場のお手本のような騎乗で、ロジックをNHKマイルカップの覇者に導いた。


本当に見事というしかない。ロジックは、NHKマイルカップの勝利でG1ホースとなったので、今後は人気となることが予想される。しかし、ロジックのNHKマイルカップの勝利は、すべてが味方した者によるものだということを忘れてはならない。


よって、競馬理論は、実力以上の評価を受ける可能性が高いロジックを、しばらくは軽視して予想すべきと考えている。2着には、ファイングレイン(横山典弘)が粘り込んだ。


ファイングレインは、逃げの手が予想されたが、逃げたモエレフィールド(田中勝春)の直後の3番手のインから競馬を進めた。そして直線を向くと、ファイングレインは、抜群の手応えで満を持して抜け出したが、ゴール前でロジックの強襲に屈し2着に敗れた。


横山騎手も、雨の日の東京競馬場のお手本となるような騎乗で、無駄な距離を走らせずにファイングレインを2着に導いた。4着にもアポロノサトリ(蛯名正義)が最内から追い込んでおり、インが如何に有利であったかを証明している。


つまり、勝ったロジックだけでなく、2着のファイングレイン及び4着のアポロノサトリも、雨の日のイン有利の東京競馬場の馬場に恵まれた好走であり、次走以降で人気になるようであれば、馬券的には軽視して予想すべきである。


3着には、キンシャサノキセキ(安藤克己)が差し込んだ。キンシャサノキセキは、人気のフサイチリシャールの直後からレースを進め、直線では一瞬抜け出すような脚色で伸びてきた。しかし、キンシャサノキセキは、外を回った分だけ伸びを欠いて、内の2頭を交わすことができなかった。


キンシャサノキセキは、外が不利な東京の馬場状態で、外から伸びて
きた唯一の馬である。

つまり、キンシャサノキセキの3着は、上位2頭よりも評価していい内容であると競馬理論は判断している。キンシャサノキセキは、南半球産馬ということを考えると、今後の成長も見込める。


これらのことから、キンシャサノキセキが、今後のマイル路線では中心となっていく可能性が高い。人気のフサイチリシャール(福永祐一)及びマイネルスケルツィ(柴田善)は、見せ場なく敗れた。


フサイチリシャールは、不利な外枠が影響したものであり、マイネルスケルツィは、出遅れて折り合いを欠いた事によってまったく競馬にならなかった。次走以降の巻き返しに期待したい。


NHKマイルカップは、雨の東京競馬場の芝コースでは能力比較よりも、ラチ沿いを走る馬を重視しなければならないということを改めて認識させるレースとなった。


競馬理論のファンの皆様も是非馬券を買うときに役立てて欲しい。雨の東京競馬は、内枠有利。


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01:14:31 | NHKマイルカップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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