第35回高松宮記念
2005 / 03 / 27 ( Sun )
高松宮記念は、終始外を回ったアドマイヤマックス(武豊)及びキーンランドスワン(四位弘文)の二頭で決着した。 新聞等のマスコミでは、外が伸びる馬場が味方したという評価であった。確かに、このレースだけを見ると外が伸びたので、そのような評価になるのかもしれない。
しかし、競馬理論では、違った見方をしている。この日の中京の芝のレースを見ると、決して外が有利といえるような馬場ではなかった。 確かに極端に外が不利という馬場ではないが、どこを通っても力が発揮出来る馬場であった。つまり、勝ったアドマイヤマックスは、力で押し切っての勝利といえる。
アドマイヤマックスは、前走の阪急杯で、キーンランドスワン、カルストンライトオ(大西直弘)及びウインクリューガー(吉田稔)の3頭に先着を許した。
アドマイヤマックスは、この4着のせいで、人気を落としていたといえる。しかし、この阪急杯を振り返ると、勝ったキーンランドスワンはインの3番手から抜け出しており、 2着のカルストンライトオは逃げて粘っている。阪急杯のカルストンライトオの逃げのペースは、最初の600mが33.7であり、重賞にしてはスローペースであった。このことは、10番人気であったシルヴァーゼット(池添謙一)が5着に残ったことからも分かる。その前残りの流れの中、ウインクリューガー及びアドマイヤマックスは追い込んだ。ウインクリューガーは、岩田康誠が後方のインから上手く外に出して追い込んでいる。
対して、アドマイヤマックスは、終始外を回って、横綱競馬で勝ちにいっている。この日の阪神は外が伸びない馬場だったことを考慮して内容を比較すると、アドマイヤマックスは、阪急杯で最も内容の濃いレースをしていたと断言できる。つまり、アドマイヤマックスは、内も外もどこでも伸びる馬場であれば楽勝しておかしくない馬であると、分析していた。競馬理論でアドマイヤマックスを本命にしなかったのは、馬場の読み間違えであった。 中京競馬場では、前日の中京7日目に、同条件の1200mのレースが3鞍あった。
4Rの未勝利戦では、逃げた馬とインの3番手の馬で決着した。 10Rの庄内川特別では、インを通った3頭(ダービーゾーン(1人気)、ホーマンソレイユ(10人気)メジロモーガン(9人気))が上位を占めた。11Rの愛・地球博開催記念では、インを通ったトーセンザオー及び2番手を追走したホウライウォニングで決着した。
つまり、前日の結果からインが極端に有利であり、競馬理論では、アドマイヤマックスを本命にできなかった。ところが、高松宮記念の日の芝のレースを見ると、外も不利なく伸びていた。一日で芝の状態が一変した理由は分からない。
しかし、JRAがローラーをかけたか何かをしたに違いない。 G?のレース等の日に、ファンに綺麗な馬場を見てもらおうという配慮なのだろうが、 レースに影響があることをJRAはもう少し考えて欲しいと思う。
2着は、キーンランドスワンであった。キーンランドスワンは、前走の阪急杯では、前述したように恵まれた内容であった。つまり、キーンランドスワンは、阪急杯の内容からは、買い辛い馬である。しかし、キーンランドスワンは、去年の高松宮記念で18番ゲートから終始外を回って 3着したように、中京が得意の競馬場である。
このことを考慮すれば、キーンランドスワンは、ヒモとして当然押さえなければならない1頭であった。
3着はプレシャスカフェであった。
プレシャスカフェは、1200mで負け知らずであり、今まで相手なりに勝ってきた。プレシャスカフェのいい所は、競馬の上手さであり、中京コースに向くので、当然主力になると考えていた。
しかし、プレシャスカフェは、スタートで珍しく出遅れてしまい、持ち味の競馬の上手さを生かせなかった。
但し、プレシャスカフェは、出遅れても3着しており、内容的には悲観する内容でない。
競馬理論では、プレシャスカフェが今後も短距離路線で中心になる存在であると考えている。 4着は、カルストンライトオであった。
カルストンライトオは、高松宮記念では、ラチから2〜3頭分外を走っての逃げであった。 今回はこれが裏目に出たと競馬理論では考えている。カルストンライトオが、ラチ沿いをピッタリ逃げていれば、ひょっとしたらもう少し粘っていた可能性が高い。
カルストンライトオは、短距離では圧倒的なスピードをもっており、イン有利の馬場での重賞では最も重視すべき馬であると競馬理論では考えている。


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第54回フジテレビ賞スプリングステークス
2005 / 03 / 20 ( Sun )
今の中山競馬の芝のレースでは、馬の能力よりも、 極端にイン有利の馬場状態がレース結果に大きな 影響を及ぼすと、競馬理論では考えている。よって、私の競馬理論では、内を走る可能性が高い馬を 重視して予想している。つまり、インを走る可能性が高い内枠の馬及び先行馬に 注意すべきと考えている。私の競馬理論の本命は、ヴァーミリオン(北村宏)であり、 対抗はダンスインザモア(蛯名正義)であり、 穴馬はウインクルセイド(四位弘文)であった。

競馬理論で本命にしたヴァーミリオンは、絶対視するほどの 能力だとは思っていなかった。ヴァーミリオンは、強いメンバーのラジオたんぱ杯で勝っていた。 これは3着のアドマイヤジャパンが、京成杯を楽勝し、 弥生賞を2着したことからも分かる。 ラジオたんぱ賞を振り返ると、 ヴァーミリオンは、2番手から、上がり33.7秒で抜け出した。 2番手追走のバーミリオンにこの脚を使われては、後続が届くわけがない。しかし、このことから、ラジオたんぱ賞がいかにスローペースであったかが分かる。

つまり、ヴァーミリオンは、超スローペースの展開に助けられた勝利であった。 競馬理論では、ヴァーミリオンの能力を人気ほど評価していなかった。 それでも、私の競馬理論で、ヴァーミリオンを本命にしたのは騎手がデムーロだからである。 デムーロは、無駄な距離を走るレースをしない騎手である。 つまり、デムーロ騎乗のヴァーミリオンは、今のイン有利の中山の馬場に適していると考えた。よって、競馬理論では、ヴァーミリオンを本命にした。 しかし、当日になってみると、デムーロが病気の為、ヴァーミリオンの騎手が北村宏になっていた。

これで、ヴァーミリオンの勝利の可能性がかなり低下した。スプリングステークスのレースでは、ヴァーミリオンは、スタートで出遅れ、終始外を回らされ まったく競馬にならず、惨敗した。つまり、ヴァーミリオンは、能力が抜けてるわけでないので、この惨敗は当然の結果といえる。ヴァーミリオンは、次走の皐月賞でも一変は苦しいと思われる。 しかし、今のままの中山の芝状態で内枠を引けば、ヴァーミリオンが通用する可能性が残っていると競馬理論では判断している。競馬理論では、「ダンスインザモア(蛯名正義)は、前走の勝ちっぷりがいいので、能力的に互角である。」と判断していた。

ダンスインザモアは、負けた前々走の寒竹賞にしても、スローで終始外を回らされており悲観する 内容でない。 また、寒竹賞は、1着がシーザリオ(フラワーカップ(G?)勝ち)で、 2着がアドマイヤフジ(若葉ステークス勝ち)とかなりのレベルであった。 つまり、ダンスインザモアは、好勝負しても何ら不思議のない馬であった。レースを振り返ると、ダンスインザモアは、馬込みを進み、 4コーナではインに潜り込んで差しきった。

つまり、ダンスインザモアは、馬込みを気にせず、今後も楽しみである。しかし、ダンスインザモアは、インを差しており、今の馬場に多少恵まれた感があるので、 私の競馬理論では過剰に評価しない。ダンスインザモアは、過剰に人気になったら、次走の皐月賞では押さえにする予定である。 2着はウインクルセイドであった。ウインクルセイドは、8番人気であったので、スプリングステークスは穴となった。ウインクルセイドは、前走の惨敗で人気を落としたが、 前々走の時計程度走れば、このメンバーで通用してもおかしくない。ウインクルセイドは、前々走でも終始インを走って抜け出したように、 ラチ沿いを走ると能力を発揮する。

更に今のイン有利の馬場状態を加味して、競馬理論では、ウインクルセイドを重視した。 結果として、ウインクルセイドは、終始後方のインを進んで、直線で外に出し、 2着に追い込んだ。 つまり、ウインクルセイドは、スプリングステークスでイン有利の馬場に恵まれた。よって、ウインクルセイドが皐月賞で通用する可能性は低いと競馬理論では判断している。

一番人気のペールギュント(柴田善臣)は、追い込みが不発に終わって、7着だった。ペールギュントのこの結果は、今の中山の馬場から当然想定されたものである。 また、ペールギュントは、前走のシンザン記念(G?)で2着のマイネルハーティーが 若葉ステークスで惨敗したことからも、能力的にも過剰人気である。

ペールギュントは、追い込みが届く馬場及び展開になれば重視する必要がある。 しかし、今の中山の芝状態から急激に悪化することは考えられず、 ペールギュントが、皐月賞で好走する可能性は低いと競馬理論では判断している。 。


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第53回阪神大賞典
2005 / 03 / 20 ( Sun )
例年は、好メンバーが出走し盛り上がる阪神大章典だが今年は寂しいメンバー構成となった。そこで、軽く振り返ってみる。

勝ったのは、マイソールサウンド(本田優)であった。マイソールサウンドは、近走、着順的には目立っていないが、毎回重い斥量を背負って、差のない競馬を繰り返していた。実際、人気のサクラセンチュリーとマイソールサウンドは、斥量差を考慮すれば、鳴尾記念の内容から互角である。また、マイソールサウンドの実績は、重賞4勝(G?2勝)であり、リンカーンと同等以上である。つまり、マイソールサウンドの勝利は、何ら不思議のないものである。

2着は、アイポッパー(藤田信二)であった。アイポッパーは、マイソールサウンドの直後を走って、差しきれない内容には不満が残る。しかし、リンカーンの追撃を粘った分の評価は出来る。3着は、リンカーン(福永祐一)であった。リンカーンは、長期休養明けであったが、天皇賞で通用するためにも、この程度のメンバーなら勝って欲しかった。リンカーンは、4コーナまで楽勝しそうな手応えで上がっていったが、最後が伸び切れなかった。これが休み明けの分である。

今年の阪神大章典は、レベルが低く、天皇賞に直結しないと競馬理論では考えている。 しかし、リンカーンだけは、上がり目がありそうなので、この中で唯一天皇賞でも好走可能である。


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第39回報知杯フィリーズレビュー
2005 / 03 / 13 ( Sun )
フィリーズレビューの競馬理論はほぼ完璧だった。

本命がラインクラフト(福永祐一)であり、対抗がディアデラノビア(安藤克己)であり、 3番手評価がデアリングハート(武幸四郎)であった。実際のフィリーズレビューの結果は、1着がラインクラフトで、2着がデアリングハートであった。 ラインクラフトは、前走の阪神ジュベナイルフィリーズで初めての敗戦を経験した。 ここで、阪神ジュベナイルフィリーズを振り返る。

ラインクラフトは、スタートで出遅れて、スローな流れを4コーナで外に出す横綱競馬をした。 その結果、インをすくったショウナンパントル(吉田豊)及びアンブロワーズ(ホワイト) に先着を許した。つまり、ラインクラフトのレース内容は抜群であり、負けて強しの内容であった

ラインクラフトは、本番に向けて、ここでは負けられないと競馬理論では考えていた。
ラインクラフトは、フィリーズレビューで、スローな流れの中、10番手から差しきった。 ラインクラフトは、2着のデアリングハートと頭差であったが、着差以上の能力差がある。 私の競馬理論では、ラインクラフトが現時点で最も桜花賞馬に近いと考えている。 2着は7番人気のデアリングハートであった。 デアリングハートはここ2走の着順で人気を落としていたが、阪神ジュベナイルフィリーズの内容を考えると、この程度走って当然である。

デアリングハートは、阪神ジュベナイルフィリーズで終始外を回っての5着であり、 内容的には、ラインクラフトの次であった。なぜなら、阪神ジュベナイルフィリーズが行われる阪神の1600mは、スタート後すぐにカーブがあり、 外枠が極端に不利だからである。 つまり、デアリングハートは、今回、阪神ジュベナイルフィリーズ6着のジェダイト(デムーロ) に先着する可能性が高い。 また、デアリングハートのここ2走は、敗因がハッキリしている。

デアリングハートの前走は、入れ込みがきつく、折り合いを欠いて伸び切れなかった。 デアリングハートの前々走は、超スローのインで、馬場の悪い所をとおった分だけ負けた。 つまり、デアリングハートは、今回好走すべくして、好走した。

デアリングハートのフィリーズレビューを振り返ると、スローのインの3番手から抜け出した。 今の阪神の芝の馬場は、どこを通っても同じである。 デアリングハートは、スローで上手くインを突いてラインクラフトと差のない競馬をした。

しかし、デアリングハートは、レース内容を考えると、ラインクラフトを 逆転できないと競馬理論では考えている。 同様に、3着のエアメサイア、4着のディアデラノビアも差のない競馬をしたが、 桜花賞でラインクラフトを逆転するのは難しいと競馬理論では考えている。 つまり、フィリーズレビューは、ラインクラフトの能力の高さだけが目立った一戦だった。


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第42回報知杯弥生賞
2005 / 03 / 06 ( Sun )
弥生賞は、大多数の人が、ディープインパクト(武豊)の勝利を予想していた。そのため、ディープインパクトは、皐月賞に向けての勝ち方が注目されていた。
これは、ディープインパクトの単勝が1.2倍であったことから分かる。また、2着もマイネルレコルト(後藤浩樹)又はアドマイヤジャパン(横山典弘)で順当に決まる可能性が高いと考えられていた。これは、4番人気のレットバトラーの単勝が50倍を超えていたことからも分かる。

私の競馬理論でも、ディープインパクト、マイネルレコルト及びアドマイヤジャパンの3頭の競馬になることは間違えないと考えた。よって、私の競馬理論では、人気馬が馬券に絡む可能性が高い弥生賞は、馬券を買うレースでないと断定した。弥生賞の結果は、1着ディープインパクト、2着アドマイヤジャパン、3着マイネルレコルトであり、順当に決着した。勝ったディープインパクトは、終始外を回っての横綱競馬をしての順当勝ちであった。

しかし、レース前に圧勝を予想した競馬ファンからすれば、ディープインパクトの勝ち方に不満を感じたかも知れない。確かに、ディープインパクトは、2着のアドマイヤジャパンとクビ差でしか勝てなかった。私の競馬理論では、ディープインパクトのレース内容を次のように考えている。ディープインパクトは、超スローペースの中、後方から大外を回って、徐々に進出して差しきった。スローペースだったのは、10頭立て10番人気のダイワキングコン(北村宏)が逃げて4着に粘ったことからも言える。

また、私の競馬理論では、今の中山の馬場状態をインが有利な馬場と判断している。つまり、外を回ったディープインパクトには不利となる馬場である。ディープインパクトは、これらの不利な条件を克服しての勝利であり、2着以下とは着差以上の能力差がある。よって、私の競馬理論は、ディープインパクトを皐月賞の最有力馬であると判断した。しかし、ディープインパクトは、皐月賞でも圧倒的な人気が予想される。

圧倒的な人気のディープインパクトが、追い込み一手の脚質で、多頭数になることが想像される。皐月賞では、少しの金額で穴馬券を狙う方が、馬券の期待値が高くなる。私の競馬理論では、皐月賞はディープインパクト以外の穴馬券を狙いたいと思っている。しかし、私の競馬理論でディープインパクトに負ける要素がないと判断した場合には、 皐月賞は、馬券を買わないで見学するレースだと思って欲しい。何度もいうが、私の競馬理論では、本命の馬券は買わない。

2着は、アドマイヤジャパンであった。アドマイヤジャパンは、1枠で好スタートを切ったことによって、インの3番手の最高に恵まれた位置を走った。それで、アドマイヤジャパンは、2着を確保した。つまり、アドマイヤジャパンは、展開に恵まれても、終始外を回ったディープインパクトに勝てなかった。
よって、私の競馬理論では、アドマイヤジャパンが、ディープインパクトを逆転することはないと断言できる。3着は、マイネルレコルトであった。

マイネルレコルトは、折り合いを欠いたとはいえ、逃げたダイワキングコンをかわすのがやっとであった。マイネルレコルトは、朝日杯の強い内容から想像できないほど内容のないレースであった。つまり、マイネルレコルトは、マイルまでの距離がベストであり、距離が伸びると能力を発揮出来ない。また、マイネルレコルトは、今回のようなスローで上がりの競馬は向いていない。よって、マイネルレコルトは、朝日杯のような自分から強気に勝ちに行く競馬をすると能力が発揮できると考えられる。私の競馬理論では、マイネルレコルトは皐月賞では厳しいレースになりそうだが、NHKマイルの路線に向かえば、最有力候補であると言える


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