第5回ジャパンカップダート
2004 / 11 / 28 ( Sun )
勝ったタイムパラドックスは、武豊の見事な騎乗に尽きる。武は、アドマイヤドンに目標を絞り、負かすにはあれしかない騎乗をした。タイムパラドックスも、距離が向いたことから、 その騎乗に見事に応えた。対してアドマイヤドンは人気を背負っていることもあり、安全策で外を回った。

これは人気馬の宿命で仕方ないと思う。アドマイヤドンは、今回、ジンクライシスを交せないのではという程反応が悪かった。アドマイヤドンは、衰えているのか、調子が本調子でなかったのかは定かではない が、いずれにせよ、思ったほどの伸びを見せなかった。 3着のジンクライシスは早めに勝ちに行った割に粘っており内容は一番といえる。来年のフェブラリーは距離が短縮するので、現時点ではこの馬が最有力候補といえ る。1・2着の着順が逆だったことを除けば、順当だったジャパンカップダートであった と思う。


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第24回ジャパンカップ
2004 / 11 / 28 ( Sun )
先週の最後にも述べたが、ジャパンカップは競馬のお祭りとしては一年間で最も面白い レースであるが、 馬券的には手を出すレースではない。外国馬の能力、馬の体調、日本の馬場への適性等がまったくの未知数だからである。本当に競馬で儲けようと思えば、ジャパンカップウィークの東京競馬場のレースも馬券的 には手を出してはいけない。これは、外人騎手がどんな馬でも好走させてしまうこともあるが、 最も大きな理由は、展開がまったく読めないからである。

私の競馬の予想では展開が大きなウェイトを占めるので、展開が読めないレースは、 回収率が低くなるのは当然である。確かに、どんなレースでも当たることはあるが、長い目で見れば、不確定要素があるレースは馬券を買うのは控えるべきである。尤も黙って見ていられる人はかなり少ないが。私は、日曜日の朝の2Rから馬主席にいたが、一円も馬券を買っていない。 いいレース以外は馬券を買わないことが、競馬で儲かる唯一の手段である。いいレースとは、当たる確立が高くて配当の高いレースである。配当が安いレースがいいレースであると、勘違いしている競馬ファンがよくいるが 大きな間違いである。配当金の期待値の高いレースがいいレースに決まっている。 まあ、一般のファンには、勝つ確立の高い穴馬を分析する能力がないので何ともいえないが・・・。

そろそろジャパンカップの回顧をしよう。勝ったゼンノロブロイは、完全に本格化し、今の現役では間違いなく最強馬に成長した。予想では、天皇賞と菊花賞がポイントとなる。まず天皇賞を振り返る。ゼンノロブロイは、出遅れた上に、ラチ沿いを走らないで掲示板に乗った唯一の馬である話は反れるが、今開催の東京の芝は極端にインが有利になっていた。時間があるときに、今の東京競馬場の芝で何が起こっているかを皆さんに向けて書いてみたい。

天皇賞では、2着馬のダンスインザムード、3着馬のアドマイヤグルーブ4着馬のツルマルボーイ、5着馬のローエングリーンはすべて4コーナまでラチ沿いを 走っての好走だった。これを考えると、ゼンノロブロイは、今後これらの馬に負けることはない。天皇賞6着のナリタセンチュリーだけが、大外を追い込んだ内容からゼンノロブロイ を逆転する可能性があると考えていた。

しかし、ナリタセンチュリーも後方から追い込んだ脚がゼンノロブロイの上がりを上回っていなかったので、展開の助けが必要となると考えていた。つまり、ゼンノロブロイとナリタセンチュリーは、ジャパンカップでも重視する必要があった。あとは、人気との兼ね合いを考えて馬券を 組み立てる。菊花賞を振り返ると、折り合いを欠いたコスモバルクが最もいい内容であった。コスモバルクは、距離短縮でルメールに乗り替れば当然重視すべきである。

勝ったデルタブルース、2着のホオキパウェーブの2頭は距離と展開に恵まれたので軽視してよいと思っていた。それなれば、ダービーでキングカメハメハを負かしに出た内容が良かったハイアーゲームが、得意の条件で一変すると考えていた。 つまり3歳馬では、コスモバルクとハイアーゲームを重視する必要があると考えた。結果として、この中のゼンノロブロイとコスモバルクが馬券になった。 しかしながらだ。「それでも、私は、不確定要素の多いレースでこの1番人気の馬券を買う気がしない。」外国馬が好走する可能性もあるし、展開もまったく読めないからである。

今回のレースの感想として、ゼンノロブロイが有馬記念でも最有力ということと、デルタブルースが思ったより強くなっていると感じた。デルタブルースは、レース前、まったく通用しないと思っていた。しかし、今回のレースっぷりを見ると、来年の天皇賞では 主役になると思った。


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第21回マイルチャンピオンシップ
2004 / 11 / 21 ( Sun )
今回のマイルチャンピオンシップの結果を見ると、ファインモーションを除き力通りの決着だったといえる。勝ったデュランダルであるが、この馬は安定して追い込む。今年は、去年ほどのハイペースにならなかったにも拘らず、結果は楽勝であった。デュランダルは、池添が完全に手の内に入れていることによって、安定した成績を保つことができていると考えられる。普通の騎手であれば、人気になると、早仕掛けになるものだが、この馬を信頼して自分の競馬に徹している。

私の競馬理論では、通常、追い込み馬は成績が安定しないものだが、この馬は安定している。これは、現在言われているスローペース症候群は、マイルより長い距離でのレースの話であり、マイルまでのレースの重賞であれば、ある程度のペースに必ずなるからである。これも騎手の心理で、距離が長くなると、少しでもスタミナを温存しようと考えるからである。対して、ファインモーションは、惨敗した。私の予想では、今回はデュランダルを逆転するのではないかと考えていた。

なぜなら、去年のハイペースのマイルCSでデュランダルと0.1秒差だった。それも、ギャラントアローが56秒台で逃げたペースを先行しての成績だった。今年は、もう少しペースが落ち着くと予想できたので、逆転もおかしくないと思っていた。また、ファインモーションは、武が前走でに完全に手の内に入れたと考えたからである。ファインモーションの前走は、スローの前走で馬込みに入れないように、離れたどん尻から切れ味を生かす競馬をした。

今回も、デュランダルと同じような位置の外から追い込む競馬をすると考えたからであるしかし、実際には、武は好スタートをきってしまったのも原因だが、馬込みに入れてしまった。実はこの馬は、馬込みに入れると折り合いを欠いて惨敗する気性の荒さをもっているのだ。今回は、今年の安田記念と同様に馬込みに入れてしまったのでまったく能力を出し切れなかった。今となっては、?番ゲートのファインモーションを本命にしてしまった私のミスであるが・・・。

しかし、武にしては、珍しく下手に乗っていたというのが感想である(直線も前が塞がってしまうし・・・)。これも競馬であるが、以後、ファインモーションに関しては、内枠の時には過信をしないようにすることがポイントであると思った。(私事であるが、東京の10Rで4000倍の3連単を当ててしまったので、今日の運を使ってしまったのかなと、自分に言い聞かせたが・・・。)

2着のダンスインザムードだが、得意のマイルでは牝馬ながらさすがと言う内容だった。牡馬一線級の天皇賞2着はだてじゃなかった。ルメールも4コーナで勝ったと思ったのではないだろうか?結果として、デュランダルに差されたが、この馬も強さを見せたと考えられる。3着のテレグノシスも内容は悪くなかった。直線で、デュランダルに被されてもう一度外に出しなおして追い込んだので、2着に届かなかったが、スムーズならば2着はあったのではという内容であった。京都コースが不得意と言われていたが、一昨年の4着の内容から問題はなし。

去年は遠征帰りの影響か? それ以外には、ラフティが人気馬だったが、この手の外国馬は走ってみなければ分からない。来週のジャパンカップも競馬のイベントとしては面白いが、馬券的には自分でレースを見ていない馬が多いので、あまり気乗りはしないが・・・。


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第29回エリザベス女王杯
2004 / 11 / 14 ( Sun )
エリザベス女王杯は、アドマイヤグルーヴの快勝だった。この結果について分析する。このレースは、かなりのスローペースだったことが、勝ったアドマイヤグルーヴ、2着のオースミハルカに味方した。去年のレース45.7秒 (800m)−1.34.5秒(1600m)−2.13.6秒(2200m) 今年のレース48.7秒(800m)−1.38.2秒(1600m)−2.11.8秒(2200m) 去年と今年の京都の馬場状態は、前後のレースの時計を比較すると、大きな差は無い。

よって、途中のラップが3秒以上も違うように、去年とはまったく違うレースだったと分析できる。今年のペースでは、後方から33秒台前半の上がりの脚を使ったエルノヴァ、エリモピクシー及びスイープトウショウは脚を余した感が強い。ただし、これらの馬は、展開次第という追い込み馬の宿命である。特に、1番人気がスイープトウショウである今回は、騎手が人気馬をマークするという心理状況を考えればスローペースになるのは当然の結果である。

スイープトウショウのような追い込み馬は、力は認めても、人気になったら取りこぼす可能性が高いことも考慮する必要がある。勝ったアドマイヤグルーブは、牡馬の一流馬と対戦した天皇賞3着のレースから勝って当然ともいえる。但し、天皇賞は、外がまったく伸びない馬場をインから差した展開の利に助けられたが・・・。予想をする上では、アドマイヤグルーブとスイープトウショウのどちらを上位と考えるかがポイントであった。世代のレベルを考えると3歳のスイープトウショウが上位である。天皇賞を考えても、アドマイヤグルーブはダンスインザムードに敗れている。そのダンスインザムードをスイープトウショウは秋華賞で負かしている。しかし、能力はスイープトウショウが上と見ても、連の軸には、展開を考慮して自在なアドマイヤグルーブとするべきである。

今後、この2頭の対戦は、展開次第ということを頭に入れておきたい。2着のオースミハルカは、距離が長いと言われたが実は走って当然なのである。先ほど去年のレースのラップを説明した。そのラップを見ると、去年は、折り合いがつかないスマイルトゥモローが大逃げを打った展開を追いかけた。去年のラップは1600mのレースをしているのと同等であり、先行馬が大バテするのは当然である。先行したスマイルトゥモローは、シンガリ負けで、同じ2番を走ったメイショウバトラーが12着であったこと事を考えると、オースミハルカの勝ち馬と0.6秒差は内容が濃いと考えられる。

オースミハルカは、この点から距離はまったく問題がないことが分かる。スローペース濃厚の今回は、オースミハルカは、馬券的に重視する必要がある。以上のように考えれば、このレースは当然的中することができる。次に同じメンバーで競馬をしても、オースミハルカが人気になるので、展開が変わり、スイープトウショウが差し切る可能性が高い。競馬は生き物なので、このようにちょっとした事で結果が変わるといえる。


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08:23:43 | エリザベス女王杯 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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