第27回ジャパンカップ
2007 / 11 / 29 ( Thu )
第27回ジャパンカップは、ダーレー・ジャパン所属となったアドマイヤムーン(岩田)の勝利で幕を閉じた。


アドマイヤムーンは、断然人気のメイショウサムソン(武豊)を宝塚記念で破っているように、第27回ジャパンカップでもメイショウサムソンを差しきってもおかしくはないと競馬理論では判断していた(特集記事を参照)。


しかしながら、競馬理論は、連の軸という意味で、メイショウサムソンを本命に予想してしまったが、メイショウサムソンとアドマイヤムーンとの人気の差がここまでつくのであれば、馬券の期待値を高めるという観点で、アドマイヤムーンにメイショウサムソンよりも高い評価を与えるべきだったと反省している。


レースでは、アドマイヤムーンは、好スタートを切ると、馬が行く気になったこともあり、先行集団のインでレースを進めた。


アドマイヤムーンは、道中で終始行きたがっていたが直線に向くまで岩田騎手がガッチリと手綱を抑えていた。


そして、アドマイヤムーンは、直線で馬群がバラけて岩田騎手に追い出されると、最内から差し脚を伸ばし、外から迫るポップロック及びメイショウサムソンの追い上げを凌ぎきり、先頭でゴールした。


アドマイヤムーンの第27回ジャパンカップの勝利は、馬自信の能力の高さによるものでもあるが、ロスのないコース取りによるものでもある。


これは、最終レースでも最内を突いたマイネルパシオンが勝利を収めているように、第27回ジャパンカップ当日の芝コースは、最内の1頭分だけが伸びる馬場であった。


よって、アドマイヤムーンが、次走以降においても、ポップロック及びメイショウサムソンに再度必ず先着できるかというと微妙である。


そのため、第27回ジャパンカップの勝利を花道に引退というアドマイヤムーン陣営の決断は、有馬記念の敗戦でケチをつけないという意味では正しい。


競馬の一ファンとしては、年度代表馬決定戦となる有馬記念に、アドマイヤムーンが出走して、メイショウサムソンと再度対戦して欲しいと思うが・・・。


いずれにせよ、競馬理論は、アドマイヤムーンの子供たちの活躍を期待したい。


第27回ジャパンカップの2着には、ポップロックが入った。


競馬理論は、去年の有馬記念での2着に高い評価を与え、ポップロックを対抗評価とした。


レースでは、ポップロックは、スタート後にペリエ騎手に気合をつけられると、先行集団のインでレースを進めた。


そして、ポップロックは、4コーナーで外に持ち出されると、抜群の伸び脚を発揮し、メイショウサムソンとの競り合いを制したが、インからアドマイヤムーンに出し抜けを食らってしまい、2着に敗れてしまった。


ポップロックとアドマイヤムーンとの差は、直線でのコース取りと、仕掛け所の差でしかなく、能力的には互角である。 よって、競馬理論は、ポップロックに次走以降も高い評価を与えるべきと判断している。


特に、ペリエ騎手が騎乗するポップロックには、他の騎手が騎乗する場合よりも高い評価を与える必要がある。


第27回ジャパンカップで断然人気のメイショウサムソンは、3着と人気を裏切ってしまった。


メイショウサムソンは、中段からレースを進めたが、ペースが遅かったこともあり、3コーナー過ぎから大外を回って徐々に進出すると、一旦は先頭に立ったが、内からアドマイヤムーン及びポップロックに差されてしまい3着に敗れてしまった。


武豊騎手にはもう少しコースロスのない競馬をして欲しかったと思わないでもないが、断然人気を背負っていたことを考えると、仕方がないと言わざるを得ない。


つまり、メイショウサムソンの第27回ジャパンカップの3着は、終始外を回る横綱競馬でのものであり、内容的には上位2頭を大きく上回る。


よって、ジャパンカップでの敗戦だけで、メイショウサムソンが現役最強馬であるとの評価を改める必要はない。



そのため、年度代表馬決定戦となる有馬記念でも、メイショウサムソンに本命級の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


第27回ジャパンカップの4着は、3歳牝馬のダービー馬ウオッカ(四位)であった。


ウオッカは、折り合いのみに専念し、最後方からレースを進めた。


そして、ウオッカは、直線で大外に持ち出されると、一旦は突き抜けるかの勢いで伸びてきたが、4着が精一杯であった。


ウオッカの第27回ジャパンカップの4着は、スローペースの展開を最後方から追い込んだものであり、内容的な価値は高い。


つまり、もう少しペースが速ければ、ウオッカがまとめて差しきって第27回ジャパンカップを制していた可能性まであり得る。


よって、ウオッカにも、次走の有馬記念で高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


特に、有馬記念においては、3歳牝馬2強のもう一頭のダイワスカーレットよりも、ウオッカに高い評価を与えるべきである。


以上のように、第27回ジャパンカップは、非常にレベルの高い一戦となった。


その第27回ジャパンカップでの1〜4着馬(アドマイヤムーン、ポップロック、メイショウサムソン及びウオッカ)は、日本のトップクラスであり、今後の日本の競馬を背負っていく可能性が高い。


特に、メイショウサムソンは、人気を裏切って3着に敗れはしたものの、内容的には勝ち馬を大きく上回るものである。


よって、有馬記念でもメイショウサムソンが中心となる可能性が高いと競馬理論では判断している。



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第26回ジャパンカップ(JC)
2006 / 11 / 26 ( Sun )
第26回ジャパンカップは、ディープインパクト(武豊)の圧勝で幕を閉じた。第26回ジャパンカップでは、ディープインパクトは、スタートで半馬身ほど出遅れた。


しかし、武豊騎手は慌てる様子もなく、ディープインパクトの能力を信じて、最後方からレースを進めた。そして、ディープインパクトは、3コーナあたりから外を回って徐々に進出すると、直線では大外から一気に差し切った。


ディープインパクトは、2着のドリームパスポート(岩田)に2馬身差であったが、1000m通過61.1秒のスローペースで最後方から差し切った内容を考えると、着差以上の能力差を示したといえる。


このように、ディープインパクトは、凱旋門賞の失格騒動などを掻き消す最高の走りで第26回ジャパンカップを制した。ディープインパクトは、引退レースとなる有馬記念でも、飛ぶような走りを見せ、引退に花を添えるだろう。


競馬理論は、次走の有馬記念でもディープインパクトを本命に予想する。但し、引退レースとなる有馬記念では、ディープインパクトは異常な人気になることが想定されるので、馬券の期待値という観点では、ディープインパクトの馬券を買うことはお勧めしない。


2着は、3歳馬ドリームパスポート(岩田)であった。競馬理論は、ダービーの競馬理論、神戸新聞杯の競馬理論及び菊花賞の競馬理論でも述べたが、2冠馬メイショウサムソン(石橋)よりも、ドリームパスポートの能力を評価している。


よって、ドリームパスポートが、第26回ジャパンカップでメイショウサムソンに敗れる可能性はかなり低いと競馬理論では判断していた。レースでは、ドリームパスポートは、先行集団の直後の4番手のインを進み、直線でもインを突く岩田騎手の好騎乗により、2着を確保した。


岩田騎手は、ディープインパクトを破るにはこれしかないという見事な騎乗を見せたが、ドリームパスポートは、ディープインパクトに並ぶ間もなく差されてしまった。


この内容から、ドリームパスポートは、いかなるレースをしようとも、ディープインパクトを破ることはほぼ不可能であろう。しかしながら、ドリームパスポートは、ディープインパクト以外の馬には先着を許しておらず、ディープインパクトが引退する来年になれば待望のG1制覇を果たす可能性が極めて高い。


競馬理論では、今後もドリームパスポートには常に高い評価を与えて予想しようと考えている。


特に、ドリームパスポートには、3歳世代でナンバーワンの評価を与えて間違いないと競馬理論では判断している。3着には、外国馬ウィジャボード(デットーリ)が追い込んだ。ウィジャボードは、後方2番手からレースを進めた。


そして、ウィジャボードは、ディープインパクトの仕掛けを待ってから仕掛けようとしたが、4コーナで一旦前が塞がれてしまった。そのため、ウィジャボードは、仕掛けが遅れてしまい、ドリームパスポートを差し切ることができず、3着に敗れた。


ウィジャボードは、去年のジャパンカップでハイペースを先行したことによって敗れてしまい、今年のジャパンカップではスローペースに切れ味を殺されて3着に敗れてしまった。つまり、ウィジャボードは、ジャパンカップでは、2年連続で能力を発揮できなかった。


しかし、ウィジャボードのレース内容には、かなり高い評価を与える必要がある。よって、ウィジャボードが日本で今後も出走することがあれば、競馬理論では重視して予想しようと考えている。

第26回ジャパンカップでは、ディープインパクトが復活勝利を収めた。ディープインパクトは、有馬記念でも競馬ファンの期待に応え、伝説となるであろう。


競馬理論のファンの方も、ディープインパクトの引退レースとなる有馬記念を脳裏に焼き付けておいて欲しい。


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12:15:34 | ジャパンカップ(JC) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第25回ジャパンカップ
2005 / 11 / 27 ( Sun )
今年のジャパンカップは、豪華な外国馬を迎えて行われた。
外国馬の比較は非常に難しいレースであり、馬券的には手を出すレースでないが、一つの競馬の祭典として面白いレースだった。

今年のジャパンカップの一つのポイントは、芝の馬場状態であったと競馬理論は判断している。
東京競馬場の芝は、BコースからCコースに先週から変更されている。
このコース変更の影響により、芝は、インが少し有利になっていた。
また、レコード決着ともなれば、無駄な距離を走った馬には、辛いレースとなってしまった。

今年のレベルの高いジャパンカップを制したのは、アルカセット(デットーリ)であった。
アルカセットは、日本の馬場向きということが評価されたのか、3番人気になっていた。
アルカセットは、スタートで出遅れたが、1コーナでインに潜り込んだ。
インを走らせるのは、クマーニ調教師の指示だそうだが、クマーニ調教師は、インが有利の馬場を把握していたのであろうか?それとも、たまたまだろうか?
どちらにしろ、クマーニ調教師のこの指示が、アルカセットを勝利に導いたといっても過言ではない。

その後、アルカセットは、4コーナまで、後方のインを追走した。
そして、アルカセットは、デザーモ騎手に導かれ、馬込みに突っ込んでいったが、前が開いたところを抜け出した。
そして、アルカセットは、外から並びかけてきたゼンノロブロイを突き放し、ハーツクライの追い込みも凌ぎ切った。
アルカセットは、出遅れをものともしない勝利で、能力の高さを見せつけた。
アルカセットの次走は、香港の予定だそうだが、そこでも好走する可能性が高いと競馬理論は判断している。

2着には、ハーツクライ(ルメール)が追い込んだ。
ハーツクライは、横山典弘騎手でしか持ち味を発揮できないと判断していたので、競馬理論はハーツクライを軽視していた。
つまり、ハーツクライは、道中、馬が周りにいないシンガリを1頭で追走したときだけ能力を発揮するからだ。
ルメール騎手は、名手が故に、ある程度の位置につける競馬をしてしまうと考えていた。
しかし、今年のジャパンカップは、タップダンスシチー(佐藤哲三)とストーミーカフェ(四位弘文)とが競り合ったので、ハイペースになった。
そのため、ハーツクライは、横山典弘騎手が騎乗するように、馬込みから離れた後方を進むことができた。
そして、ハーツクライは、直線でも無駄な距離を走らないようにインを突く最高の競馬をして、アルカセットの2着に追い込んだ。
ハーツクライは、能力は高いが、追い込み一手の脚質なので、展開に左右される。
今後も、ハーツクライは、ハイペースになりそうな時には、重視する必要があると競馬理論は判断している。
一方、ハーツクライは、ジャパンカップの好走で次走以降過剰に人気になるようであれば、軽視すべきと競馬理論は考えている。

3着は、ゼンノロブロイ(デザーモ)であった。
ゼンノロブロイは、終始外を回る横綱競馬で、勝利を狙った。
しかし、レコード決着の展開では、ゼンノロブロイは、ゴール前で脚が鈍ってしまい、3着に敗れた。
ゼンノロブロイは、3着に破れはしたが、内容的には上位2頭を上回っている。
ジャパンカップからも、ゼンノロブロイが、古馬最強であることを実証した。

ゼンノロブロイは、古馬の大将格として、無敗の三冠馬ディープインパクトに立ち向かう。
インが有利な馬場で行われる可能性が高い有馬記念では、ゼンノロブロイが、ディープインパクトに先着する可能性が高いと競馬理論は考えている。

他に注目すべきレースをしたのは、サンライズペガサス(蛯名正義)である。
サンライズペガサスは、道中、ゼンノロブロイの直後の外を追走し、6着に追い込んだ。
つまり、日本馬では、サンライズペガサスが、ゼンノロブロイの次に好内容のレースを見せた。
よって、サンライズペガサスは、展開次第で、有馬記念の最大の惑星になりうると競馬理論は判断している。

ジャパンカップは、毎年述べるように、馬券で儲けるという意味では、馬券を買ってはいけないレースである。
しかし、今年のジャパンカップは、馬券を度外視しても、好メンバーが揃った 面白いレースであった。
その中で、ゼンノロブロイは、敗れはしたものの最高のレース内容を見せており、今の日本馬のレベルの高さを証明したと競馬理論は判断している。

いよいよ有馬記念では、ゼンノロブロイとディープインパクトとの対戦が見られる。
競馬理論も、馬券を度外視して、一人の競馬ファンとして有馬記念を楽しみにしている。


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第24回ジャパンカップ
2004 / 11 / 28 ( Sun )
先週の最後にも述べたが、ジャパンカップは競馬のお祭りとしては一年間で最も面白い レースであるが、 馬券的には手を出すレースではない。外国馬の能力、馬の体調、日本の馬場への適性等がまったくの未知数だからである。本当に競馬で儲けようと思えば、ジャパンカップウィークの東京競馬場のレースも馬券的 には手を出してはいけない。これは、外人騎手がどんな馬でも好走させてしまうこともあるが、 最も大きな理由は、展開がまったく読めないからである。

私の競馬の予想では展開が大きなウェイトを占めるので、展開が読めないレースは、 回収率が低くなるのは当然である。確かに、どんなレースでも当たることはあるが、長い目で見れば、不確定要素があるレースは馬券を買うのは控えるべきである。尤も黙って見ていられる人はかなり少ないが。私は、日曜日の朝の2Rから馬主席にいたが、一円も馬券を買っていない。 いいレース以外は馬券を買わないことが、競馬で儲かる唯一の手段である。いいレースとは、当たる確立が高くて配当の高いレースである。配当が安いレースがいいレースであると、勘違いしている競馬ファンがよくいるが 大きな間違いである。配当金の期待値の高いレースがいいレースに決まっている。 まあ、一般のファンには、勝つ確立の高い穴馬を分析する能力がないので何ともいえないが・・・。

そろそろジャパンカップの回顧をしよう。勝ったゼンノロブロイは、完全に本格化し、今の現役では間違いなく最強馬に成長した。予想では、天皇賞と菊花賞がポイントとなる。まず天皇賞を振り返る。ゼンノロブロイは、出遅れた上に、ラチ沿いを走らないで掲示板に乗った唯一の馬である話は反れるが、今開催の東京の芝は極端にインが有利になっていた。時間があるときに、今の東京競馬場の芝で何が起こっているかを皆さんに向けて書いてみたい。

天皇賞では、2着馬のダンスインザムード、3着馬のアドマイヤグルーブ4着馬のツルマルボーイ、5着馬のローエングリーンはすべて4コーナまでラチ沿いを 走っての好走だった。これを考えると、ゼンノロブロイは、今後これらの馬に負けることはない。天皇賞6着のナリタセンチュリーだけが、大外を追い込んだ内容からゼンノロブロイ を逆転する可能性があると考えていた。

しかし、ナリタセンチュリーも後方から追い込んだ脚がゼンノロブロイの上がりを上回っていなかったので、展開の助けが必要となると考えていた。つまり、ゼンノロブロイとナリタセンチュリーは、ジャパンカップでも重視する必要があった。あとは、人気との兼ね合いを考えて馬券を 組み立てる。菊花賞を振り返ると、折り合いを欠いたコスモバルクが最もいい内容であった。コスモバルクは、距離短縮でルメールに乗り替れば当然重視すべきである。

勝ったデルタブルース、2着のホオキパウェーブの2頭は距離と展開に恵まれたので軽視してよいと思っていた。それなれば、ダービーでキングカメハメハを負かしに出た内容が良かったハイアーゲームが、得意の条件で一変すると考えていた。 つまり3歳馬では、コスモバルクとハイアーゲームを重視する必要があると考えた。結果として、この中のゼンノロブロイとコスモバルクが馬券になった。 しかしながらだ。「それでも、私は、不確定要素の多いレースでこの1番人気の馬券を買う気がしない。」外国馬が好走する可能性もあるし、展開もまったく読めないからである。

今回のレースの感想として、ゼンノロブロイが有馬記念でも最有力ということと、デルタブルースが思ったより強くなっていると感じた。デルタブルースは、レース前、まったく通用しないと思っていた。しかし、今回のレースっぷりを見ると、来年の天皇賞では 主役になると思った。


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08:14:39 | ジャパンカップ(JC) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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