第9回ガーネットステークス
2005 / 01 / 06 ( Thu )
ガーネットステークスは、メイショウボーラー(福永)の圧勝で終わった。
このガーネットステークスの予想の最大のポイントは、 圧勝したメイショウボーラーの取捨であった。
メイショウボーラーは、戦前の新聞で、圧勝か惨敗の可能性が高いので、 本命にはし辛いという評価が多かった。
一方、私は、メイショウボーラーの圧勝と断言し、自身の本命におした。
ここで、メイショウボーラーを本命にした根拠を説明する。
メイショウボーラーは、初ダートであり、ダートの成績を参照して予想することがで きない。 メイショウボーラーを考える上で参考になるのは、芝の成績、血統及びダートの調教 である。 まず、メイショウボーラーの芝の成績は、このメンバーで断然といえる。 日本の競馬においては、原則、芝のレースのレベルの方が、ダートのレベルより高 い。 そのことから、メイショウボーラーの能力は、疑いのないものである。
しかし、サニングデールのように、ダートが全くダメな馬もいることも事実である。 そこで、メイショウボーラーは、芝の能力をダートで発揮できるかがポイントとなる。
メイショウボーラーは、常にスピードで押し切るレースをしている。 このように、持て余すスピードで先行して、押し切るレースをするタイプは、 ダートを苦にしないことが殆どである。これは、父のタイキシャトルも同様であっ た。 タイキシャトルは、抜群のスピード能力で押し切るレースをしており、ダートでは3 戦とも 圧勝した。
メイショウボーラーは、父と同様のレースっぷりをしていることから、ダートでも 問題ないと断言できた。 逆に、ダートでダメなタイプは、サニングデールや、デュランダルのように、切れ味 で勝負する 馬である。 これは、初ダートの馬のダート適性を考える上でのファクターとなるので、頭に入れ ておきたい。
多分、このような解説をする専門家は、今まで誰もいないと思われるが。
また、メイショウボーラーはダートでの調教を見ても、素晴らしい動きを披露してい る。 このような、様々な要素から、メイショウボーラーの圧勝を予想した。
私は、メイショウボーラーが多分圧勝するだろうというような、安直な予想はしない ことが分かって もらえたと思う。 2着には、なんとエンゲルグレーゼ(田中勝)が飛び込んだ。
このエンゲルグレーゼのせいで、大変な馬券となってしまった。 エンゲルグレーゼの2着は、正直レース前には全く想像していなかった。 それは、エンゲルグレーゼの近走の内容があまりに酷く、 明け8歳の今回、一変するとは思えなかったからである。
エンゲルグレーゼは、実は札幌のエルムステークスで、あのトーホウエンペラーに圧 勝している。 トーホウエンペラーはその時期のダートの最強馬であり、それを破った、エンゲルグ レーゼは 、このガーネットステークスのメンバーでは、能力が上とも判断できる。
しかし、エンゲルグレーゼがトーホウエンペラーを破ったのは、3年半も前のことで ある。 よって、普通は、エンゲルグレーゼは終わった馬と評価するのが正しい。
しかし、何故今回走ってしまったのだろうか?
一つの原因は距離の短縮である。
エンゲルグレーゼは、初の1200mで終始気合をつけられたので、久々に走る気にな り、 能力を発揮できたと考えられる。
しかし、最大の理由は、今の外が伸びる中山の馬場と、メイショウボーラーが前を競 り潰したという 展開によるものと考えられる。
中山のダートは、今年に入って急激に外が有利な状態となっている。 そのため、ダートのレースでは、逃げ馬が殆ど潰れている。 断然人気の馬でさえも、逃げて失速している。
例えば、マチカネバテレンやリワードスタンレー等であり、例を挙げるときりがない。
この外有利の馬場に、メイショウボーラーが前を潰したことによって、 直線で大外に出した、エンゲルグレーゼが2着に届いてしまったのである。
実は、私は今の馬場で大外から伸びるのが、シャドウスケイプ(江田)であると考えていた。
しかし、シャドウスケイプは、13番ゲートから最内を突いてしまい、内の砂の深いと ころで全く伸びなかった。人気のアグネスウィング(中館)であるが、今回の惨敗は、私の想像通りであった。 アグネスウィングは、近走で、重賞で好走しており人気になるが、すべて展開や斥量 に恵まれたものであった。
アグネスウィングは、前々走のシリウスステークスでは、逃げたエコルプレイスが残 るスローな流れで先行して、抜け出しただけであり、54キロのハンデにも恵まれていた。
また、アグネスウィングは、前走のジャパンブリーダーズカップスプリントでは、マ イネルセレクト及びヒカルジルコニアを除けば冴えないメンバーに助けられ、2着を 確保した。
ジャパンブリーダーズカップスプリント組では、スタートで1秒以上出遅れたヒカル ジルコニア(柴田善)が、今回は逆転すると見るのが当然である。
結果も、ヒカルジルコニアは、4着に粘っていた。 サミーミラクル(武豊)は、確かに、底を見せていない未知の魅力はあるが、 強いメンバーと初対決で人気になり過ぎていると感じた。
レースを振り返ると、メイショウボーラーを負かしに行っての3着であり、 価値はあるといえる。 しかし、サミーミラクルは、メイショウボーラーを逆転することは難しいことがわかった。
ガーネットステークスからわかることは、メイショウボーラーの圧倒的な強さと、 今の中山のダートの外の有利さである。
私からのアドバイスは、来週からの中山のダートでは、外が伸びることを頭に入れて 予想を組み立てると思わぬ穴馬券を的中できるということである。


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06:24:44 | ガーネットステークス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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