第7回アイビスサマーダッシュ
2007 / 07 / 22 ( Sun )
電撃の直線1000mの競馬を分析する。
第7回アイビスサマーダッシュは、13番人気のサンアディユ(村田)が勝利を収めるという波乱の決着となった。 サンアディユは、ダート戦を3連勝でオープンクラスまで昇級したが、その後のオープンクラスの競馬では、逃げる自分の競馬が出来ずに惨敗していた。 そのため、サンアディユは、オープンではスピード不足であると競馬理論では判断していた。 ましてや、サンアディユにとっては、初の芝戦ということもあり、第7回アイビスサマーダッシュが行われる前に、サンアディユを馬券の対象として評価するのは非常に難しく、競馬理論は、サンアディユを無印評価としてしまった。 レースでは、サンアディユは、やや出負け気味のスタートから中段を進んだ。 そして、追いどおしの村田騎手の手綱に応え、サンアディユは、ラスト1ハロンから豪快な伸び脚を見せて、先行して粘り込む馬を内からまとめて交わして、先頭でゴールした。 快速自慢の馬が揃った第7回アイビスサマーダッシュを制したサンアディユのレース内容には、高い評価を与えるべきであろう。 なお、サンアディユの第7回アイビスサマーダッシュの勝利は、芝の適性が高かったことによるものである可能性が高い。 よって、競馬理論は、今後の芝の短距離戦線において、サンアディユに注目すべきと判断している。 但し、サンアディユは、ダート戦で逃げなければ競馬にならなかったように、芝戦でもコーナーを回る普通のコース(新潟の直線1000mの競馬以外)の場合には逃げなければ競馬にならない可能性もあり得る。 なぜなら、コーナーを回るコースでは、サンアディユは、オープンクラスで逃げを打つには激しい先行争いで無理に脚を使ってしまうし、逆に抑える競馬をすれば馬群に包まれてしまい能力を発揮できないからである。 つまり、サンアディユは、マイペースでスピードを発揮できる新潟の直線競馬ならば能力を発揮できるが、それ以外のコースでは第7回アイビスサマーダッシュのような強さを発揮できない可能性があり得る。 よって、サンアディユにとっては、次走の北九州記念が芝適性をはかる意味での試金石の一戦となると競馬理論では判断している。 第7回アイビスサマーダッシュの2着には、ナカヤマパラダイスが入った。 ナカヤマパラダイスは、サンアディユと同様にやや出負け気味のスタートから、中段を進んだ。 その後、内枠の馬が外ラチ沿いに殺到することによって、ナカヤマパラダイスは、馬群に包まれてしまい、仕掛けがワンテンポ遅れてしまったが、立て直されると馬群を割って追い込み、2着を確保した。 ナカヤマパラダイスは、CBC賞に続き、2戦連続して重賞2着となったが、いずれの重賞でも内容的には勝ち馬を上回る。 そのため、ナカヤマパラダイスが、重賞制覇する日は近いだろう。 よって、今後の短距離重賞において、ナカヤマパラダイスには常に高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。 第7回アイビスサマーダッシュの3着には、内から先行したクーヴェルチュール(後藤)が粘り込んだ。 クーヴェルチュールは、51キロの斤量に恵まれたのは確かだが、先行した殆どの馬が崩れる展開にもかかわらず3着に粘り込んでおり、内容的には高い評価を与えることができる。 よって、競馬理論は、レース前にあまり高い評価を与えていなかったクーヴェルチュールの評価を見直そうと考えている。 アイビスサマーダッシュの去年の覇者で競馬理論の本命馬のサチノスイーティーは、5着に敗れてしまった。 サチノスイーティーは、何の不利もなく競馬を進めたにもかかわらず、ゴール前で止まってしまったことから、力負けと判断せざるを得ない。 去年のアイビスサマーダッシュの覇者のサチノスイーティーの敗戦を見る限り、今年の第7回アイビスサマーダッシュは、去年の第6回アイビスサマーダッシュよりもレベルが高かったのだろう。 よって、第7回アイビスサマーダッシュで好走した馬は、サマースプリントシリーズの今後のレースでも大いに注目すべきと競馬理論では判断している。 以上のように、第7回アイビスサマーダッシュは、初芝で人気薄だったサンアディユの勝利で幕を閉じた。 サンアディユは、新潟1000mが向いたのかそれとも単純に芝コースが向いたのかを次走以降で判断する必要がある。 ただし、第7回アイビスサマーダッシュは、好メンバーが揃っており、レベルの高い一戦であったことは忘れてはならない。 よって、第7回アイビスサマーダッシュで好走した馬には、次走以降も高い評価を与える必要がある。 特に、前が塞がる不利がありながら2着に好走したナカヤマパラダイスは、サマースプリントシリーズのチャンピオンを狙えるだけの能力を秘めていると競馬理論では判断している。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第5回アイビスサマーダッシュ
2005 / 08 / 21 ( Sun )
アイビスサマーダッシュは、直線1000mの唯一の重賞である。 このレースは、G1ホースのカルストンライトオ(大西直宏)を除けば、準オープン級のメンバーであり、秋のスプリンターズステークス(G1)に直結するとは思えない。つまり、スピード抜群のカルストンライトオは、59キロとはいえ、楽勝しなければならないレースであった。しかし、カルストンライトオは、残り400m位のところでフォームがバラバラになってしまい、4着に惨敗した。
テイエムチュラサン(田嶋翔)の勝ち時計が54.0秒である。一方、カルストンライトオは、53.7秒及び53.9秒で同レースを連覇している。つまり、テイエムチュラサンが強かったのではなく、カルストンライトオが走らなさ過ぎたのである。カルストンライトオは、休み明けというのも影響しての敗戦とも考えられるが、競馬理論では年齢的な衰えであると判断している。カルストンライトオは、気性的にいつも一生懸命走る馬であり、休み明けでもソコソコの成績を収めてきた。 つまり、カルストンライトオの今回の凡走は、年齢的な衰えの可能性が高い。よって、競馬理論は、カルストンライトを今後の重賞でも重視しない。 勝ったのはテイエムチュラサンであった。テイエムチュラサンは、抜群のスタートから押し切ったが、メンバーに恵まれたものである。また、他の短距離重賞は1200mなので、テイエムチュラサンは次走以降厳しい戦いになると競馬理論は判断している。 2着のウェデイングバレー(後藤浩樹)も新潟の直線1000mで頭角を現した馬である。ウェデイングバレーは、1200m戦では、1000万クラスで負けており、今後の重賞では通用しない可能性が高いと競馬理論は判断している。 3着のスピニングノアール(中館英二)は、上位馬の中で、距離延長が唯一プラスになりそうな馬である。しかし、スピニングノアールも準オープン程度なら好走可能であるが、重賞となると能力が足りないと競馬理論は判断している。 以上のように、アイビスサマーダッシュは、今後の重賞ではあまり参考にならないレースであると、競馬理論では判断している。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
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