第21回セントウルステークス
2007 / 09 / 14 ( Fri )
サンアディユがサマースプリントシリーズのチャンピオンとなる


サマースプリントシリーズの最終戦の第21回セントウルステークスは、11番人気の人気薄サンアディユ(川田)の圧勝で幕を閉じ、サンアディユが、2007サマースプリントシリーズのチャンピオンとなった。


サンアディユは、好スタートを切ると、逃げるゴールデンキャスト(小牧太)の2番手からレースを進めた。
そして、サンアディユは、直線に向いて川田騎手に追い出されると、後続を突き放し、2着のカノヤザクラ(上村)に5馬身差をつけてゴールした。


サンアディユの第21回セントウルステークスの勝利は、最初の3ハロン33秒4のスローペースを2番手から追走する展開及び開幕週のイン有利の馬場に恵まれたことは確かである。


しかしながら、展開や馬場状態に恵まれたとはいえ、一線級の短距離馬相手に5馬身差で快勝したこと自体には高い評価を与える必要がある。


つまり、第21回セントウルステークスにおいて、サンアディユは、マイペースで先行する自分の競馬さえできれば、G1のスプリンターズステークスでも通用するスピードがあることを示した。


よって、サンアディユがスプリンターズステークスで好走できるか否かは、マイペースで先行できる展開になるかどうか次第であろう。


サンアディユは、スプリンターズステークスでも楽に先行できるようであれば(先行馬が少ないメンバー構成であれば)、再度の圧勝劇まであり得るが、他の先行馬に競られるようであれば(先行馬が多いメンバー構成であれば)、北九州記念のように惨敗してしまうであろう。


中山の1200mでG1レースのスプリンターズステークスは、例年、超ハイペースになることが多いので、現時点では、サンアディユが惨敗する可能性のほうが高い。


しかしながら、サンアディユの第21回セントウルステークスの勝利もフロック視されるようであれば、先行馬へのマークが緩くなり、サンアディユが再度逃げ切る可能性が高まることを競馬理論のファンの方は忘れてはならない。


第21回セントウルステークスの2着には、カノヤザクラ(上村)が追い込んだ。


カノヤザクラは、中段のインからレースを進め、直線でも無駄な距離を走らないようにインから2着に追い込んだ。


3歳牝馬のカノヤザクラが古馬相手のG2で2着に追い込んだことから、今年の3歳馬のレベルの高さを改めて示した。


ただし、カノヤザクラの第21回セントウルステークスの2着は、開幕週のイン有利の馬場を最大限に生かしたものであり、内容的な価値は高くはない。


よって、カノヤザクラが第21回セントウルステークスの2着によって次走以降のレースで過剰に人気になるようであれば、馬券の期待値を高めるために、カノヤザクラの評価を下げる必要があると競馬理論では判断している。



第21回セントウルステークスにおいて1番人気のキンシャサノキセキ(藤田信二)は、人気を裏切って3着に敗れた。


キンシャサノキセキは、1200m戦のペースに戸惑うことなく、中段の馬込みの中から抜群の手応えでレースを進めた。


そして、キンシャサノキセキは、直線に向いて外に持ち出されたが、手応えの割にはジリジリとしか伸びず、3着に敗れてしまった。


キンシャサノキセキの第21回セントウルステークスの3着は、スローペースで前残りの展開に脚を殺されたのも確かである。


しかしながら、キンシャサノキセキの上がりの34秒0は、先行したサンアディユの上がりの33秒6を下回るものであり、今秋のG1を狙うキンシャサノキセキにとっては、休み明けを考慮してもガッカリさせるレース内容であった。


よって、この第21回セントウルステークスの内容では、キンシャサノキセキがスプリンターズステークスを始めとするG1を制覇する可能性は低い。


ただし、去年の秋や今年の春のレースを振り返る限り、キンシャサノキセキの能力がG1級であることは疑う余地がない。


よって、第21回セントウルステークスを叩いて一変して本来の能力を発揮できる状態となれば、キンシャサノキセキがG1で好走する可能性が高いと競馬理論では判断している。


以上のように、サンアディユが、サマースプリントシリーズのチャンピオンとなり、短距離戦線の中心に急浮上した。


そのサンアディユが、G1のスプリンターズステークスでも通用するかどうかが、今年のスプリンターズシリーズの大きなポイントとなりそうである。



競馬理論は、改装後の阪神コースよりもハイペースになりやすい中山コースでは、サンアディユが苦戦する可能性が高いと考えている。


一方、叩き2走目で一変可能な能力を秘めるキンシャサノキセキにスプリンターズステークスでは注目すべきと競馬理論では判断している。


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第20回セントウルステークス
2006 / 09 / 10 ( Sun )
サマースプリントシリーズの最終戦となった第20回セントウルステークスは、シーイズトウショウ(池添謙一)の快勝で幕を閉じた。


この結果、シーイズトウショウは、サマースプリントシリーズの初代チャンピオンとなった。競馬理論は、シーイズトウショウの能力の高さを評価しながらも、中京の開幕週の外枠ということもあり、対抗評価にとどめた。開幕週の中京競馬場は、インが断然有利だからである。


しかし、直前の大雨によって、外枠が不利でなくなった。そのため、シーイズトウショウは、先行集団の外を追走し、難なく抜け出して勝利を収めることが出来た。シーイズトウショウが2着馬のテイクオーバーターにつけた差は、3馬身と決定的なものであった。


よって、次走のスプリンターズステークスでは、シーイズトウショウが、セントウルステークス組に逆転を許す可能性は極めて低い。


つまり、シーイズトウショウは、スプリンターズステークスの有力候補の一頭であると判断している。2着には、オーストラリアから参戦したテイクオーバーター(フォード)が粘り込んだ。


テイクオーバーターは、逃げたウインレジェント(川田)の直後の2番手からレースを進め、2着に粘り込んだ。テイクオーバーターは、開幕週の中京競馬場のお手本ともいえるレース運びを見せたにも関わらず、シーイズトウショウに3馬身差で敗れてしまった。


このことから、テイクオーバーターは、次走のスプリンターズステークスでシーイズトウショウと逆転する可能性は極めて低い。


但し、テイクオーバーターは、初の日本の競馬と59キロということを考慮すれば、前進を見込めるのでスプリンターズステークスでも多少は注意を払うべきと競馬理論では判断している。競馬理論の本命馬のマルカキセキ(熊沢)は5着に敗れた。


マルカキセキは、内枠でスタート後に行き場を失ったこともあり、最後方からの競馬となってしまった。しかし、マルカキセキは、直線で猛追し5着に追い上げた。


競馬にタラレバは禁物であるが、熊沢騎手がもう少し上手に乗っていれば、マルカキセキが好勝負していた可能性が高い。


マルカキセキは今回のセントウルステークスで復調気配を見せたので、次走のスプリンターズステークスでも穴候補になり得ると競馬理論では判断している。


第20回セントウルステークスは、シーイズトウショウの独壇場のレースとなった。


競馬理論は、シーイズトウショウを、スプリンターズステークスでも重視して予想する予定である。更に、マルカキセキが、穴候補として浮上したことも競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。


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