第42回共同通信杯
2008 / 02 / 15 ( Fri )
第42回共同通信杯は、単勝1.5倍と断然人気のサダムイダテン(安藤勝)が敗れる波乱の決着となった。
その波乱の決着となった第42回共同通信杯を制したのは、ショウナンアルバ(蛯名)である。 ショウナンアルバは、道中行きたがっていたが、蛯名騎手にガッチリと抑えられ、先行集団の外からレースを進めた。 そして、ショウナンアルバは、直線の坂下あたりで早めに先頭に立つと、後続の追い込みを凌ぎ切って、第42回共同通信杯を勝利した。 ショウナンアルバの第42回共同通信杯の勝利は、ハイペースの流れを早め先頭という横綱競馬によるものであり、着差以上に強い内容であった。 また、ショウナンアルバにとっては、控える競馬を覚えることができたことも非常に大きい。 よって、ショウナンアルバが、大混戦の牡馬クラシック戦線の最有力候補に急浮上したと判断していいだろう。 そこで、今後のクラシック戦線において、ショウナンアルバに高い評価与えるべきと競馬理論では判断している。 ただし、気難しいショウナンアルバにとっては、他馬との能力比較よりも、道中で折り合えるかどうかが今後のレースにおける最大のポイントとなりそうである。 第42回共同通信杯の2着には、タケミカヅチ(柴田善)が追い込んだ。 タケミカヅチは、1枠からの発走ということもあって、中段よりやや後方のインからレースを進めた。 そして、タケミカヅチは、直線でも内に潜り込んでインから追い込んだが、2着が精一杯であった。 タケミカヅチは、強敵相手に常に差のない競馬を繰り返しており、展開さえ嵌ればこの程度走って何ら不思議はない。 よって、タケミカヅチは、今後の重賞戦線においても、展開次第では差のない競馬をするだろう。 ただし、第42回共同通信杯のレース内容を振り返る限りでは、タケミカヅチが、ショウナンアルバを逆転する可能性は低いと競馬理論では判断している。 第42回共同通信杯の3着には、競馬理論の穴馬で11番人気のマイネルスターリー(津村)が追い込んだ。 萩ステークスにおいてマイネルスターリーがサブジェクトを後方から差し切ったレース内容を評価して、競馬理論は、マイネルスターリーを穴馬として予想した。 レースでは、マイネルスターリーは、後方のインからレースを進め、直線でもタケミカヅチと同様にインから差を詰めて3着に追い込んだ。 マイネルスターリーの第42回共同通信杯の3着は、ハイペースの展開及び無駄な距離を走らせない津村騎手の好騎乗に恵まれたものであり、内容的な価値は高くない。 よって、マイネルスターリーが第42回共同通信杯での3着の好走だけで過剰に人気にやるようであれば、次走以降において、マイネルスターリーの評価を一枚割り引くべきと競馬理論では判断している。 第42回共同通信杯で断然人気のサダムイダテンは、5着に敗れてしまった。 サダムイダテンは、後方からレースを進めて、直線で外から追い込んだが、残り1ハロンで伸びを欠いてしまい、5着に敗れてしまった。 サダムイダテンの第42回共同通信杯の5着は、外を回らされるなど多少同情の余地はあるが、クラシックの最有力候補と呼べる内容ではない。 よって、サダムイダテンに対するクラシック最有力候補の評価は、考え直さざるを得ないだろう。 しかしながら、競馬理論は、サダムイダテンの次走以降の巻き返しに期待している。 以上のように、第42回共同通信杯では、サダムイダテンが底を見せてしまい、クラシック戦線の最有力候補から脱落した。 一方で、ショウナンアルバが、関東の期待の星として急浮上した。 競馬理論は、ショウナンアルバのクラシック戦線での走りに期待したい。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第41回共同通信杯
2007 / 01 / 29 ( Mon )
クラシックへの登竜門である第41回共同通信杯は、フサイチクラシック(安藤勝)が人気に応えて勝利を収めた。フサイチクラシックは、いつもより後ろの位置取りとなる6〜7番手からレースを進めた。
フサイチクラシックは、直線で安藤騎手に外に持ち出されて追い出されると、先に抜け出したフライングアップル(岩田)を残り1ハロンの地点で捕えた。 そして、フサイチクラシックは、そこからもう一伸びするかに見えたが、思ったほど伸びず、ゴール前ではダイレクトキャッチ(北村宏)にクビ差まで迫られた。 よって、クラシック最有力候補のフサイチクラシックとしては、勝利は収めたものの、内容的には物足りないレースであった。しかしながら、フサイチクラシックは相手を抜いてしまうと本気で走らないところが見受けられるので、実際のフサイチクラシックの能力はこんなものではないハズである。 第41回共同通信杯でも、フサイチクラシックは、ゴール前でダイレクトキャッチが迫ってくると、もう一伸びしており、ダイレクトキャッチとは実際の着差以上に能力差がありそうである。 よって、競馬理論は、フサイチクラシックを、現時点におけるクラシック最有力候補として評価している。 フサイチクラシックは、直接皐月賞に向かうみたいだが、先行できる器用な馬でもあり、皐月賞でも好勝負する可能性が高いと競馬理論では判断している。 2着には、ダイレクトキャッチが追い込んだ。ダイレクトキャッチは、フサイチクラシックの直後からレースを進め、直線ではフサイチクラシックに馬体を併せないように、大外から追い込んだ。 すると、ダイレクトキャッチは、出走馬中ナンバーワンの上がり34.0秒の脚で、2着に追い込んだ。現時点におけるクラシック最有力候補のフサイチクラシックに迫ったダイレクトキャッチの共同通信杯のレース内容は、高い評価に値する。 ダイレクトキャッチは、スローペースで切れ味を生かす上がりの競馬となれば、一線級相手でも通用することを証明した。 しかしながら、ダイレクトキャッチの中山2戦の敗戦が示すように、地力勝負となると一線級相手では分が悪い。 よって、スローペースになり難いクラシック戦線では、ダイレクトキャッチが好走する可能性は低いと競馬理論では判断している。3着には、フライングアップルが粘り込んだ。フライングアップルは、スローペースの流れを3番手から追走して、早めに先頭に立った。 しかしながら、フサイチクラシックの目標になってしまい、フライングアップルは、残り200mの地点で交わされてしまった。フライングアップルは、ここ3戦の重賞で差のない競馬をしているが、勝ち切るまで至っていない。 しかし、フライングアップルは、逃げ差し自在の脚質で常に安定した脚を使うので、メンバー次第では重賞で勝利を収められるであろう。 但し、フライングアップルは、一線級が揃うG1では底力が足りないと競馬理論では判断している。もう一頭の人気馬ニュービギニングは4着であった。 ニュービギニングは、最後方からレースを進め、無駄な距離を走らないように直線でインを突いたにもかかわらず、伸びを欠いて4着に敗れた。この共同通信杯のレース内容を見る限り、ニュービギニングは、現時点では明らかに能力不足である。 但し、ディープインパクトの弟という血統は魅力的であり、ニュービギニングが今後の成長次第で重賞でも通用する馬になる可能性はあり得る。 しかしながら、ディープインパクトの弟ということで常に注目され人気になるので、馬券的には、人気先行タイプのニュービギニングに高い評価を与えるべきではないと競馬理論では判断している。 以上のように、フサイチクラシックが、第41回共同通信杯を無事に通過した。 これまでのレースを見る限り、フサイチクラシックが、クラシック候補として頭一つリードしている。 これからのステップレースで他の有力馬が続々と出走してくるが、皐月賞でも、フサイチクラシックに高い評価を与える必要があるということを競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第40回共同通信杯
2006 / 02 / 05 ( Sun )
今年の共同通信杯には、かなりの好メンバーが出走した。競馬理論では、共同通信杯に出走した人気馬4頭に注目していた。
この4頭は、今までのレース内容から、共同通信杯のレース内容次第では、クラシック戦線でも上位を賑わせる可能性が高いと判断していた。それでは、共同通信杯のレースを振り返る。 共同通信杯を制したのは、アドマイヤムーン(武豊)であった。 アドマイヤムーンは、スタート後、中段のインに控えた。直線に向いても武豊騎手の手応えは抜群で、アドマイヤムーンは、ギリギリまで追い出しを我慢して追い出された。 そして、武豊騎手が仕掛けると、アドマイヤムーンは、抜群の伸び脚で、先行するフサイチリシャール(福永祐一)を半馬身だけ交わしてゴールした。 アドマイヤムーンは、最優秀2歳牡馬のフサイチリシャールを半馬身だけ負かしたが、内容的には着差以上の強さを見せた。 この内容から、アドマイヤムーンはクラシック路線でも通用する可能性がかなり高い。更に、アドマイヤムーンは、レース内容から距離が伸びても問題がない。 このことから、競馬理論は、アドマイヤムーンを今後も注目していく。2着には、フサイチリシャールが粘った。フサイチリシャールは、1000m通過が1分1秒0のスローペースにもかかわらず、アドマイヤムーンに差された。 このことから、フサイチリシャールの共同通信杯の内容には不満が残る。しかし、フサイチリシャールは、道中でモエロタケショウ(北村宏)に絡まれたことを考慮すれば、悲観するほどの内容でないと考えることもできる。 フサイチリシャールは、皐月賞に直行する可能性が高いが、次走が試金石の一戦となる。ただし、競馬理論は、クラシック路線ではフサイチリシャールを軽視しようと考えている。 なぜなら、フサイチリシャールはこれまでのすべてのレースでマイペースで先行しており、展開に恵まれて勝利を収めてきた。そして、クラシックではスローペースになる可能性が低い上、フサイチリシャールの人気を考えると、フサイチリシャールを軽視すべきと競馬理論は判断している。 3着には、マッチレスバロー(後藤浩樹)が追い込んだ。マッチレスバローは、いつものように出遅れて後方からの競馬となった。 しかし、マッチレスバローは、スローペースにも関わらず、直線では大外から3着に追い込んだ。つまり、マッチレスバローの共同通信杯の内容は悪くない。 レースっぷりも底を見せておらず、大物感が漂うので、このまま無事に成長していけばマッチレスバローがダービーでの穴馬になる可能性まであると競馬理論は判断している。4着はショウナンタキオン(田中勝春)であった。ショウナンタキオンは、新潟2歳ステークスの圧勝を考えると、もう少し走っていい。 しかし、ショウナンタキオンは、叩き2走目の共同通信杯でもこの程度の内容と考えると、早熟だった可能性も否めない。すると、ショウナンタキオンは、G3程度なら通用する可能性はあるが、クラシックとなると厳しいと考えざるを得ない。 今年の共同通信杯は、非常に見所の多いレースとなった。この4頭の中から、クラシックを制する馬が出てもなんら不思議はないと競馬理論は判断している。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第39回共同通信杯
2005 / 02 / 06 ( Sun )
共同通信杯は、ストーミーカフェ(四位洋文)の圧勝で終わった。
戦前は、このストーミーカフェとニシノドコマデモ(横山典弘)の二頭が 人気になっていた。私の競馬理論でも、この二頭(ストーミーカフェ及びニシノドコマデモ) の一騎打ちになると考えていた。 ストーミーカフェは、前走の朝日杯FSで、1000m通過57秒4の超ハイペース で逃げ粘っており(朝日杯FSの回顧参照)、内容は抜群だった。 ストーミーカフェは、暴走気味に逃げた前走と違い、楽に逃げれば楽勝までありうると考えていた。ストーミーカフェは、能力の違いから、58キロの斥量が問題になるとは思えない。ストーミーカフェの唯一の死角となりうるとすれば、同型のモエレフェニックス(バルジュ) に外人のバルジュが騎乗したことである。もし、モエレフェニックスが、強引に競りかけると、ストーミーカフェが能力を発揮出来ないこともありうる。 しかし、テンのスピードが違うので、ストーミーカフェは逃げて押し切る公算が高いと 私の競馬理論では判断した。 結果として、ストーミーカフェは私の思っていた以上の楽勝であった。ストーミーカフェは、クラシック路線(又はNHKマイルC)で楽しみな存在となった。 2着はダイワアプセット(柴田善臣)、3着はマルカジーク(ペリエ)であった。 ダイワアプセット及びマルカジークは、弱いメンバーに恵まれた好走と考えられる。この二頭は、ローカルの重賞程度なら通用しそうだが、一線級とは差がありそうである。 特に、ダイワアプセット及びマルカジークは、ストーミーカフェと着差以上の能力差があるだろう。 4着はニシノドコマデモであった。 ニシノドコマデモの共同通信杯は、スタートの大出遅れで競馬が終わってしまった。 ニシノドコマデモは、東京スポーツ杯で前が塞がって追いこんだ内容から、 共同通信杯が試金石の一線となると考えていた。 実際、東京スポーツ杯の2着は、ペールギュント(朝日杯3着)であった。 つまり、ニシノドコマデモだけは、ストーミーカフェを逆転する可能性があると、 私の競馬理論では判断した。 しかし、ニシノドコマデモは、スタートのミスもあり、惨敗してしまった。共同通信杯は、馬券的にはまったく妙味のない一線であった。 しかし、私の競馬理論では、ストーミーカフェとニシノドコマデモの 能力を見極める重要な一戦であった。 共同通信杯の結果を見ると、ストーミーカフェの強さだけが目立ったといえる。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
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