第57回中山金杯
2008 / 01 / 07 ( Mon )
第57回中山金杯では、ディープインパクト世代のアドマイヤフジ(川田)が早めの競馬で勝負をつけた。
アドマイヤフジは、脚を余して3着に敗れた鳴尾記念を再現しないように、積極策となる4〜5番手から競馬を進めた。 そして、アドマイヤフジは、4コーナーで早めに先頭に並びかけると、そのまま押し切って先頭でゴールした。 アドマイヤフジの第57回中山金杯の勝利は、スローペースを積極的な競馬をさせた川田騎手の好騎乗によるものでもあるが、57.5キロのハンデを克服して力でねじ伏せたものでもあり、内容的には悪くない。 つまり、アドマイヤフジは、G3程度のメンバーであれば力が上であることを示した。 ただし、アドマイヤフジはG1でも通用するためには今後の更なる成長が必要であろう。 第57回中山金杯の2着には、2番人気のエアシェイディ(後藤)が差し込んだ。 エアシェイディは、スローペースを意識して、いつもより積極的な位置となる中段8〜10番手から競馬を進めた。 そして、エアシェイディは、直線で外から追い込んだが、2着が精一杯であった。 エアシェイディの第57回中山金杯の2着は、前残りの展開で脚を余してのものであり、内容的には勝ったアドマイヤフジと大差ない。 エアシェイディは、この中山金杯の2着で6度目の重賞2着となってしまったが、ツキがないだけでいつでも重賞を勝てる能力を秘めている。 よって、G2やG3程度であれば、エアシェイディが重賞制覇を果たす日は近いと競馬理論では判断している。 第57回中山金杯では、メイショウレガーロ(田中勝)が3着、シルクネクサス(松岡)が4着に粘り込んだ。 メイショウレガーロは、54キロのハンデを生かして、マイペースの逃げを打ったので、3着に粘ることができた。 また、シルクネクサスは、逃げるメイショウレガーロの直後のインとなる3番手のインから競馬を進めて、直線でも最内をついたが4着が精一杯であった。 逃げたメイショウレガーロ及び3番手のインを追走したシルクネクサスが好走したことからも、第57回金杯がスローペースで前残りの競馬であったことが分かる。 よって、第57回金杯で先行した馬には着順以上の評価をしてはならない。 つまり、メイショウレガーロの3着及びシルクネクサスの4着は、展開に恵まれたものであり、内容的な価値は低いことを頭に入れて、次走以降の予想に役立てるべきである。 以上のように、第57回中山金杯は、アドマイヤフジ及びエアシェイディの実績馬2頭で決着した。 この2頭は、G1では少し能力不足であるが、G3程度ならば力が上であることを示した。 競馬理論は、今年も緻密な分析を生かして、少しでもすべてのレースでの的中に近づきたいと考えているので、宜しくお願いします。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第56回日刊スポーツ賞中山金杯
2007 / 01 / 06 ( Sat )
56回中山金杯では、シャドウゲイト(田中勝)がレース史上最大着差の7馬身差で勝利を収めた。
シャドウゲイトは、好スタートを切ると、折り合いを欠いたワンモアチャッター(横山)を逃げさせて、離れた2番手からレースを進めた。そして、シャドウゲイトは、バテたワンモアチャッターを3コーナで交わすと、後は独壇場となり、2着のアサカディフィート(小牧)に7馬身差で快勝した。 シャドウゲイトの圧勝劇は、53キロの軽ハンデと、直前の大雨による重馬場に恵まれたものであることは間違いない。 しかしながら、逃げない競馬にもかかわらず7馬身差で圧勝したシャドウゲイトのレース内容を、単なるフロックで片付けるのは早計である。よって、シャドウゲイトにとっては、次走が試金石の一戦になると競馬理論では判断している。 但し、シャドウゲイトのような先行馬は、人気になるとマークがきつくなるので、シャドウゲイトが中山金杯の圧勝劇で人気になるようであれば軽視して予想すべきと競馬理論では判断している。 2着には、アサカディフィート(小牧)が最後方から追い込んだ。逃げるシャドウゲイトと追い込み一手のアサカディフィートとの馬券は、展開を考えると考え辛い。 しかしながら、第56回中山金杯のように逃げ馬が圧勝した場合にのみ、まったく脚質が違う2頭の馬券になることがあることを競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。レースでは、アサカディフィートは、いつも通りのポジションである最後方からレースを進めた。 そして、直線に向くと、アサカディフィートは、大外から差し脚を伸ばし、2着に追い込んだ。アサカディフィートは、4年連続で中山金杯に出走し3度(1勝2着2回)馬券に絡んでいるように、常に安定して追い込む。 更に、今年の第56回中山金杯では大雨で追い込みが届き難い馬場であったことを考慮すると、アサカディフィートのレース内容は高い評価に値する。 よって、9歳になったアサカディフィートを、今後の重賞でも常に注目すべきと競馬理論では判断している。特に、先行馬が揃ったレースや、外が伸びる馬場で行われるレースでは、アサカディフィートを重視して予想すべきと競馬理論では判断している。 3着は、ディープインパクトの兄であるブラックタイドが入った。ブラックタイドは、後方からレースを進め、3コーナ辺りから早めに捲ったが、ゴール前で伸びを欠いて3着に敗れた。 しかしながら、大外を早めに捲る勝ちに行くレースで3着となったブラックタイドのレース内容は、悲観する内容でなく、復調気配を窺わせる内容であった。 よって、今後も順調に使っていけるようであれば、ブラックタイドが重賞で好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。人気となったマヤノライジン(池添)は、直前の大雨による重馬場に脚を殺され、まったく能力を発揮できなかった。 マヤノライジンの敗因は明確なので、次走以降で巻き返す可能性が高いと競馬理論では判断している。第56回中山金杯は、重馬場が影響して、大荒れの万馬券決着となった。 この穴馬券を演出したのは、競馬理論の穴馬のアサカディフィート(10番人気)であった。また、第45回京都金杯で穴馬券を演出したもの、競馬理論の穴馬のエイシンドーバー(8番人気:蛯名)であった。 競馬ファンの方は、今年も競馬理論の穴馬に大いに注目して欲しい。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第55回日刊スポーツ賞中山金杯
2006 / 01 / 05 ( Thu )
荒れる中山金杯といわれているが、今年も3連単36万馬券という大荒れ決着となった。大荒れ決着の最大の原因は、明け4歳世代の馬の凡走である。中山金杯では、1番人気から4番人気までを4歳馬が独占していた。
しかし、中山金杯での結果は、1番人気のキングストレイル(北村宏)が6着、2番人気のマイネルレコルト(バルジュー)が8着、3番人気のダンスインザモア(田中勝春)が9着、4番人気のコンラッド(柴田善臣)であった。 特に、キングストレイル及びマイネルレコルトは、ディープインパクトを除けば4歳世代では一線級である。その2頭がG3でも通用しないとは思ってもいなかった。しかし実際には、4歳馬は、目立った不利がないにもかかわらず、総崩れだった。 この結果から、4歳世代のレベルの低さが窺える。4歳世代が低レベルと考えると、去年の有馬記念のディープインパクトの敗戦も納得いく。 ディープインパクトは、4歳世代同士では圧倒的な強さを見せていたが、古馬との有馬記念ではその強さを見せられなかった。 まだ、4歳世代と5歳以上の世代とが対戦したレースが少ないので断定はできないが、これまでのレースを見る限り、4歳世代は低レベルの可能性が高い。 競馬理論は、4歳世代のレベルを今後も分析していくが、今の段階では4歳世代はレベルが低いと判断して予想をしようと考えている。 4歳馬総崩れの中山金杯を制したのは、ヴィータローザ(柴山)である。ヴィータローザは、好スタートから中段のインを確保し、直線では馬込みの間を抜け出して快勝した。 しかし、ヴィータローザのレース内容を分析すると、好位のインから抜け出す絶好の展開に恵まれたものであり、内容的には大きな評価はし辛い。 ヴィータローザが今回の好走で復調したと考えるのは早計であり、次走以降は苦しいレースが続く可能性が高いと競馬理論は判断している。 2着は、アサカディフィート(後藤)である。アサカディフィートは、珍しく互角のスタートを切ったが、それでもいつものように最後方からレースを進めた。 そして、アサカディフィートは、直線に向くと大外から追い込んだが、ハナ差だけ届かずの2着に敗れた。小回りの中山で大外から追い込んだアサカディフィートの競馬内容は、評価に値する。アサカディフィートは、明け8歳馬だが、近走の充実したレース内容を見る限り、今が充実期といえる。 次走以降もアサカディフィートの追い込みからは目が離せないと競馬理論では判断している。3着には、カナハラドラゴン(勝浦)が差してきた。カナハラドラゴンは、実力の割にいつも人気にならず、今回の金杯でも競馬理論は穴馬として注目していた。 レースでは、カナハラドラゴンは、勝ったヴィータローザの外を追走して、直線でもジリジリと伸びて3着となった。カナハラドラゴンも、アサカディフィートと同様に明け8歳馬であるが、まだまだ重賞で通用する。 今回のレースを振り返っても、ヴィータローザとはコース取りの差で敗れただけであり、カナハラドラゴンのほうが内容的には上回っていた。 このことから、G3程度のメンバーならカナハラドラゴンが今後も通用する可能性が高いと競馬理論は判断している。東西の金杯は、牡馬・牝馬ともに4歳馬のレベルに疑問を抱かざるを得ないレースとなった。 競馬理論のファンの皆様も、4歳世代が出走するレースでは、4歳世代のレベルを頭の片隅にでも入れて予想していただきたい。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
第54回日刊スポーツ賞中山金杯
2005 / 01 / 05 ( Wed )
よく、荒れる金杯と言われるが、今年はソコソコの配当で決着した。 勝ったのは、休み明けのクラフトワーク(横山典)である。クラフトワークは、57キロのハンデを苦にせず、直線では楽に抜け出して、 勝利した。クラフトワークは、ダービーの9着以外、掲示板を外したことがない安定した 成績からもG?のこのメンバーでは力が上なのは明らかである。
また、クラフトワークは、休み前の函館記念(G?)で、ファインモーションを クビ差抑えていることからも力をつけていることが分かる。クラフトワークは、今までも休みを挟みながら使われており、 休み明けを苦にしない実績から、今回の休み明けは何の問題もないと 判断していた。しかし、私は、クラフトワークの能力が一番と判断していたにも拘らず、 本命にしなかった。 これは、開幕週なので仕方のない判断であった。実は、中山の芝は、去年の暮れに使っていたAコースから、Cコースに変更していた。 つまり、仮策を外に数メートルずらしたのだ。 よって、芝の状況は、実際にレースを見なければ判断できない。 そこで、去年の最終週の芝を考慮して予想した。去年の中山の芝は、有馬記念の回顧でも書いたように、内が有利な状態であった。つまり、馬場の内側は荒れていないので、外を回った馬が距離をロスする分不利に なっていた。よって、Cコースに変更した芝も、内が有利であると想定して、予想した。 そのため、クラフトワークの力を認めつつ、内から先行できるエルカミーノ(石橋)及びエイシンチャンプ(古川)に配当的な魅力を感じて重きを置いて しまった。 しかし、1回中山1日の芝のレースを見ると、内が有利な状態ではなかった。これは、2着にマイネヌーヴェル(ボニヤ)、3着にキーボランチ(小野)が追い 込んだことが象徴的である。マイネヌーヴェル及びキーボランチは、ハンデを考慮すれば通用しない馬 ではないが、内が有利な馬場では掲示板に載るようなことはない。今年の中山金杯は、馬場を読み間違ったので、まったく的外れな予想と なってしまった。これが、開催替りの難しいところである。 このように、競馬理論では、馬場の状態が最重要要素の一つである。 予想屋マスター公式ブログの気になるランキングをみる |
| ホーム |
|

